【講座レポ】アサーションによる心地よいコミュニケーション
先日、地域開催されたアサーション講座に参加してきました。
講座受講はその時は「ふむふむ、なるほどな!」と思っても、その後の自分の忘却曲線が恐ろしい今日この頃です。
未来の自分のために、簡単にレポートをまとめておこうと思います。
1.アサーションって何なの?
アサーションとは直訳では「主張」
でも中身はそれだけではないので、日本語でしっくりくる言葉がなく、そのまま英語の「アサーション」と使われているそうです。
講座の中では、チェックリストで自分のアサーション度を3つの項目で確認しました。私は20項目中、アサーティブが12、ノンアサーティブが8でした。
2.どうしてアサーティブになれないの?
講座の中ではアサーションのスキルの前段として、以下の視点の共有がありました。
スキル云々よりも、まずは自分の本当の気持ちや望みを把握することが第一歩。
自分も相手も大切にできるように、まずは「自分のコップを満たすこと」を忘れずにいたいと感じました。
3.アサーティブなスキル4点
講座の中では基本的なスキル4点を教えてもらいました。
コーチングやNVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)で学んだことを思い出しながら聞いていました。
スキル① YouメッセージをIメッセージに変えよう。
「早くして!」(Youメッセージ)
→「わたしは急いで欲しい。早くしてほしい。」(Iメッセージ)
これまさに我が家で、夫が息子に「早く!」と急かしていて、そのことを子どもが嫌がり、朝からわちゃわちゃになっていた事例がありました。(最近のあるある)
講座の後、息子にこの内容を伝えると「パパは急いでほしい。」という言い方なら、受け入れられるとのこと。(ほんと??)
「Iメッセージ」でのリクエストを家族のルールにしようと話し合いました。
スキル②「開かれた質問」と「閉じられた質問」を考えよう。
これはキャリコンやコーチングの勉強でも出てきましたが、自由に回答してもらったり、考え方を広げるには「開かれた質問(オープンクエッション)」を効果的に使う。
スキル③相手の発言や気持ちを一旦受け止めよう。
「なるほど。〜ということですね。それは”気持ちの言葉”(悲しかったetc)
ですね。」と配慮や称賛・相手を認める言葉かけを入れる。
一旦受け止めることで、次の会話がしやすかったり、結果的に自分の意見が通りやすくなる場合はあると感じます。(ができていないことが多い。。特に対子ども)
スキル④Win -Winの関係を目指し共通目標を考えよう。
お互いの利害を満たす共通の落とし所を見つける。
4.実践すること
たくさんTipsを習いましたが、まずは欲張らず以下2点を日常に取り入れていきます。
①自分の本当の気持ちや望みにフタをしない。
今ここでこう感じているという思いを大切に扱う。
言えなかった場合は、どうして言えなかったのかに向き合ってみる。
(私の場合、内省は書く瞑想(ジャーナリング)が一番あっていそうです。)
②家族へのリクエストは「Iメッセージ」を意識する。
これ怒りのボルテージが上がっているとほんと難しい。。
子どもたちにも内容は伝えているので、できなかった時も「この言い方よくなかったよね」と自分から後で素直に伝えられるようにしていきたいです。
アサーションは平木典子さんの著書がたくさん出ており、読みやすかったです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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