社会人1年目が新卒採用をやってみて
この記事は、ベルフェイスの有志メンバーで繋ぐ #新年ベルリレー 16日目のコンテンツです。
思い描いていた社会人像とのギャップ
大学生時代に思い描いていた、最初の一年目の社会人像は、「新しい土地で、慣れない生活をしながらも、なんとか頑張って仕事を覚える」といったものでした。しかし、実際に体験してみて感じたのは、自分がイメージしていた社会人とは違ったものだったということです。
最初に驚いたのは入社式をリモートで行ったことです。
新卒での入社式は、一生で一度しか来ない記念すべき日だと思ってます。
なので、当日は張り切って早めに出社して、各部署の先輩方に挨拶に回ろうと思っていました。
ところが当日は、出社することもなく、まだ住み慣れていない部屋の端っこで背景を気にしつつ、ドキドキしながら開始時間を待っていたのを覚えています。
当日のスケジュールを終えてPCを閉じて最初に思ったのは、社会人になったという実感が全く無かったことです。
当たり前かもしれない、朝起きて着替えて、髪型を整え、念入りに持ち物を確認して、出社するということを全くしておりません。
ベットから起きて、机の上のパソコンの電源を入れるだけで、仕事ができてしまう、特殊な環境だと思います。加えて当時、先輩社員の方々と直接お会いしたことがなく、デジタルネイティブ世代の私でも、自分が人と働いている感覚が薄れていました。
とはいえ、環境に文句を言っても仕方がないので、今の環境で自分に何ができるのかを毎日考えていました。リモートで働く上で良かったなと思ったのは、一人で考える時間が多く確保出来た点です。
なぜ人事として新卒採用をすることを選んだのか?
そんな中で人事を志望した理由は、大きく2つの理由があって「自分がしたいと思った」「自分の資質が活かせる確信があった」からです。
まずはじめに、なんで人事をしたいと思ったのかは、自分は内定者インターンで人事のお手伝いをしていたのですが、入社と同時に別部署で働き始めたこともあり、新卒採用に通期で携わることができなかった心残りと、実際に業務で多くの学生と接することが非常に楽しかったからです。
当時は自分自身が入社前にもかかわらず、これから同期なるかもしれない学生に対して、会社の説明会を行っていました。
その場で答えられないような質問が次々と飛んでくるので、毎回ヒヤヒヤしながら説明会に臨んでいました。正直、上手く行ったと思うことよりも、改善点のほうが多い毎日でした。
その中でも、説明会の後に「いい意味でまだ入社前とは思えない発表でした」と言われたのは嬉しくて今でもよく覚えています。
とはいえ、選考当時は人事を志望していたか?といえばそうではなく、営業職志望で受けていました。ではなぜ、それでも人事を志望したのかは、実際にベルフェイスで働いていく中で、人事なら自分の資質を活かせると確信があったからです。
弊社では特殊な人事評価制度を採用しており、そのなかでもValue評価の結果が人事を志望した大きな要因です。どのような評価制度か簡単にご説明しますと、会社が大事にしているValue(価値観)を本当に自分は体現できているのか、また自分が体現するだけではなく、周りの社員に伝播させられているのか?を振り返ることができる評価制度です。
その結果から、自分はチームのメンバーにエネルギーを注ぎ込むことができるタイプで、その資質が社内では相対的に優れていると出ていました。
これは一方で、社内では相対的に知らない人に対しての価値提供はできていないということでもあります。
ですので、本配属を決める時には、もちろん自分のしたいことをできる環境だけではなく、業務の中で接する人が私に対して矢印が向いているのかどうか?を大切にしながら部署選びをしました。
実際に配属を決めるにあたっては、各マネージャーには自分の意志と、実際に働いてみて分かった、このValue評価の結果をオープンに公開してお話をさせていただき、あとはマネージャーの判断に委ねて、置かれた場所で咲く覚悟でいました。
そして結果的に人事になったわけです。
私が新卒採用するなかで考えていること
人事となり最近まで就職活動を行っていた自分にとって、面接を受ける側から、面接をする側に変わっていろんな事を考えるようになりました。
新卒ってなんだろ?
なんで新卒採用するんだろ?
何を求められているんだろ?
それをどうやって見極めているんだろ?
人事になった日から毎日、自問自答し続けています。ここは新卒採用の難しい部分でもあるし、面白い部分でもあると思います。
(ここに関しては後日、別の機会に書きたいと思いますのでお待ち下さい)
そんな中で実際に学生の立場になった時に真っ先に考えたのは、年齢も数えるほどしか離れていない人事に、面接で自分の人生を決められるのは不安があるだろうなということです。だからこそ、できるだけ話しやすいカジュアルな雰囲気作り、質問する前の自己開示は必ずしています。
そして、面接は落とす/落とさないではなく、その人と一緒にベルフェイスで働くことで、その人が幸せになれるか/なれないのかを大事に、日々の面接に臨んでいます。
社長がよく仰る「じぶんたちにしか、やれないことをやろう」その言葉を大切に、自分の人生のなかでしたいことが、ベルフェイスなら可能かもしれないということでしたら、ぜひ一度私とお話ししてみませんか?
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