【風水体験記#81】片付けたら運が悪くなった風水
こんにちは。常見多聞です。
このタイトルから、
私が片付けを否定していると勘違いされては、困りますので
あえて当たり前のことを書きますと。
人の運に作用するものは、1つではない
一枚岩ではない、運はそう単純なものではない
1対1で結びつける視野の狭さから出ないと
この言葉の意味はわからない、ということです。
私は片付けは素晴らしいことだと思うのですが
片付けについてやたらと主張する人の中に、
それでしか判断出来ない視野の狭い人が一定の割合いることも知っています。
手放しているはずなのに、手放していない。
では、内容に入っていきます。
片付けは素晴らしい
何度でも言いますが、
私は片付けはとても素晴らしいことで
大変リスペクトしております。
効果は様々、いいことがたくさんあります。
物理的でなく、精神面にも、心身両面に作用する、素晴らしいことだと思っています。
片付けに恩恵を感じていますし、
部屋が片付いた時は、人生楽しくなります。
それは間違いないです。
片付けは中国伝統風水とは無関係
私は「真実の風水」つまり「中国伝統風水」に基づいて、セミナーや鑑定をしています。
立場上、ニセモノは許せません。
中国伝統風水、つまり真実の風水をきちんと学べば、
片付け風水などとは、はずかしくていえないのです。
片付けは片付け、風水は風水です。
中国伝統風水には、必ず流派があります。
そして、たくさんの流派がありますが
主な三大流派のいずれにも、そして、そのいずれの原書にも、片付けというキーワードは出て来ません。
片付け風水というものは、どの流派にも属しているとの記載はありません。
つまり、家の雰囲気を変えれば風水なのだと、次元の全く違う誤解をしているわけで、
日本の誤解された風水の代表格です。
中国伝統風水の陰陽
風水に限らず、中国の占術には、陰陽といった対極的な概念がたくさん出て来ます。
主客、雌雄、山水、喜忌、、、かなり省略
これを今回の片付けについて当てはめると
片付いたところ、片付いていないところ
もう少し言うと、物がある、物がない
という対極が生まれます。
中国伝統占術は、根底に中国の思想が見え隠れすることもあります。
老子が説いているように
背が高い、というのは、背が低いと比べるから
動く、というのは、静止と比べるから
といった相対感によって、バランスが崩れたり整ったりして、気が動いて何かが生まれます。
山と水
先ほども書きましたが、
中国伝統風水には、山と水という概念があります。
個々の家やオフィスによって、この山と水が宿る方位は異なります。それが個性というものです。
山はイメージしやすように、物が積み上がっている状態でもあります。
水はといえば、物がある堰き止められてしまうので、物がない状態に関連します。
後者は片付いた状態、前者はその逆ととると
山であるべき所が片付いてしまったら
風水の作用とは真逆のことをしていることになるので
運が下がる、ということになります。
逆にいえば、そこに物が積み上がっていたりすると、運の追い風が吹きます。
片付けたことで、逆に急にその家から引っ越した方もおられます。
片付けたら運が悪くなった人
もう書く必要もないと思いますが
上記の山水に反することをしていた人の風水鑑定を山ほど見て来ました（ダジャレでなく）
山の位置を指さして、
ここに背の高い棚があるといいんですよ
と言うと、前はあったのだけど、片付けてしまった、という方がおられました。
そこの山が影響を与えている運に悪影響があることになり、その方は健康面で問題が増えたそうです。
他にも山は、人間関係（恋愛結婚も）なども含みますし、長期的には財運にもつながります。
なので、そういう人もよくいます。
私は山が崩れている、とよく言いますが
過去のこの体験記の中で、
結婚とか健康とかなどで問題のあった場合は
大抵山が崩れています。
基本的に、自宅の風水では、この山をすごく注意してみます。
大抵何か問題がある比率が高いのです。
片付けは素晴らしい。
でも、そこは本当に片付けて大丈夫なのか？
を考える中国伝統風水という英知もあるということです。
では、また🫡
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