今の監督の良いところ。


選手時代にこの監督いいなと思える監督に会えるには貴重な事だ。

しかし、選手目線で何が良いかを考えると視点が低い。

では、どんな視点で見るか。

それは、自分が監督という視点で見る。

この状況でどんな事を話するか。
この状況でどんな練習をするか。

自分だったらどうする?

この視点で見ていかないと、後であの監督良かったなで終わる。
何が?と言われてうまく説明出来ない。

では、今の監督は何が良いのか。

自分達の課題や次の試合でやりたい事を選手に伝えるのが上手い。
そして、それを練習に落とし込むのが上手い。

練習メニューの中で、自分達の良くなかった部分を伝えられる。

具体的には。

前節3-1で勝利をしたが、
後半ラスト15分セットプレーから1失点。
失点後バタバタして終始うまくいかなかった。

この試合を受けて、
試合全体で欠けていた球際の部分。
そして最後の15分について

ミーティングを行った。

試合中に良かった点、悪かった点
試合以外の部分

この3点をパワーポイントを使い指摘した。

良い点はここ。
全て、単語のみパワーポイントで示す。

球際だったら「球際」
他の言葉はない。
とてもシンプルだから、選手に響く、分かりやすい。

そして試合以外の部分を、最後の15分のところに結びつけた。

試合に懸ける気持ちの部分が最後の15分に出たと。

難しいことは言ってない。
とてもシンプル。

そして、対人の部分を強調したトレーニング声がけを週の練習でしていく。

試合前日の練習で、そこを強調した練習をしたのは効果があると感じた。
基本試合前日のメニューは固定されてる。

その中で、一つゴール前の対人練習を組み込んだ。

自ずと選手達は、そこを意識する。

要約すると、

「試合の課題を選手に的確に伝えられて、それを改善するためのトレーニングの組み立てがうまい」


もっとシンプルに表現すると

「試合で起きた事を改善する術を知っている」

次は週のトレーニングの組み立て方という視点で見てみよう。

では。

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