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【保護猫】動物愛護と地方議員

この記事は、犬や猫などペットを飼っている方、保護動物愛護に興味関心がある方、保護動物団体に携わっている方、保護動物愛護政策について相談を受けたり、一般質問を考えてみえる地方議員の方に是非読んでいただきたいと思います。

目次

・執筆者、何者?
・議員が質問しづらいこととは
・動物好きの皆様へお願い

執筆者、何者?

まずはこちらの動画、11分13秒頃~ご覧ください。
扶桑町議会議員 山田あつきが、「本町の保護動物愛護政策について」一般質問をしています。
(埋め込み禁止設定がなされていますので、恐れ入りますがこのページではなくYoutubeでご覧ください)
https://www.youtube.com/watch?v=-FhWUij8030&t=32s

改めまして、扶桑町議会議員 山田あつきです。
今月30歳になりました。一般質問当時は29歳です。
「保護動物愛護のまちづくり」を掲げ、本年4月に当選し、5月に任期が始まりました。

自身は動物アレルギーがあり、アパートも動物飼育禁止ですので、できることには限りがあります。
しかし、できることは多々ありますので、毎月保護猫譲渡会のお手伝いを通じて、また議員としての活動を通じて、公約実現に尽力しています。

2024年6月23日、「ちーむにゃいんず」江南市譲渡会にて
ホームセンターの一角を借りて譲渡会を開いています

議員が質問しづらいこととは

政治家は、どうしても有権者のほうを向いて仕事をしがちです。有権者に票を入れていただいて、当選できたからです。
結果、相対的に有権者でない子ども、動物、観光客、外国人などに対する政策の質問は後回しになりがちです。
しかしながら、そういった方々も住民であったり、子どもであれば保護者や教員、動物であれば飼い主、観光客であれば観光宿泊業従事者、外国人であれば雇用者や専門学校など、「二次的有権者」であったりしますから、誰ひとり見捨てないために議員は意識的に目を向ける必要があります。

例えば私は上記の通り、議員当選後最初の一般質問で「保護動物愛護政策」について質問しました。元塾講師、教員免許所持者として今後は子どもたちについての政策を扱うつもりですし、地域によっては観光客や外国人についての政策を扱う議員が必要なのではないでしょうか。

しかし、私も含め、どうやって質問してよいのかわからないのが現状です。
他市区町村の一般質問動画や会議録を読み、日々勉強をしておりますが、質問、答弁ともに出てくる件数が一次的有権者に対するものと比較して少ないため、今回の一般質問も手探りで行いました。

動物好きの皆様へお願い

この記事を読んでいただいた皆様へ、お願いがございます。
有権者でない子ども、動物、観光客、外国人などに対する政策の質問は、議員としてしにくい実情にあります。
ですから各市区町村の議員の皆様にお困りごとを伝えても、どのように解決してよいかわからず、結果的に何も変わらなくなってしまいます。

そこで、この動画

https://www.youtube.com/watch?v=-FhWUij8030&t=32s を、是非とも周りの皆様に広げていただき、一般質問サンプルの1つとして各市区町村の議員の皆様が保護動物愛護政策について扱う際、参考にしていただければと思います。

全国の市区町村の保護動物愛護政策が、少しでも良い方向に向かいますように。愛知県北部の扶桑町より祈っております。

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