2022/01/04 愛読書とともに

今年も伝統と自由を守るため、市井にはびこる全体主義を批判し、打ち壊す所存です。権威を振りかざす野郎共、なめんなよ!

新年初回の記事。
今回は私の愛読書を紹介します。私にビンタをくらわせてくれた、叱咤激励してくれた"命の恩人"たちです。
入手しやすい本ばかりです。今すぐ購入して、読んで!ください!!

1)F.A.ハイエク『隷属への道』
経済学者として有名なハイエクですが、より注目されるきっかけとなったのはこの本と言っても過言ではないでしょう。第二次世界大戦を"自由陣営VS全体主義陣営"ではなく"全体主義VS全体主義の陣取り合戦"と看破し、世界が全体主義へ転落することへの警鐘を鳴らした先見性とその理解は出版から80年が経った今でも色褪せていません。

2)李登輝『武士道解題 ノーブレス・オブリージュとは』
『武士道』は新渡戸稲造が英語で記した作品で、本人は日本語版を出版していません。そのため、日本人が日本について記した本でありながら英文和訳が必須になります。
翻訳、解説は台灣の李登輝元総統。日本統治下の台灣に生まれ、日本の大学で学んだ元日本人の台灣人が日本語に訳した本書を読めば、日本人が捨て去ってしまった"よいもの"を取り戻す意欲を得て、そのために行動する力が湧いてきます。

3)三島由紀夫『若きサムライのために』
三島の随筆集です。出版社はいますぐこれを再販し、さらにKindleやhontoで電子書籍販売して、名著を世に知らしめる義務があると思いますよ。
随筆・評論集なので、目次を見て気になった章から読める気軽さもよし。
誰よりも言葉の美しさを知り、使いこなしていた三島が言葉で戦い続けなければならなかったほどに、戦後の日本が自分を見失って、そのまま思考停止していたことか!その正の遺産と負の遺産の上に暮らす私たちは思考し、行動し続けなければいけません。自ら学び、実践にうつしましょう。


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