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これで君も納得!東伏見寮Q&A

入寮希望者から過去に寄せられた質問に現役RA(寮長)が答えていくゾ~~
(※画像は『2001年版東伏見寮案内』より引用。現在の寮とは異なる記述もあります)


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Q. 東伏見寮について簡単に教えてください

A. 「人との距離の近さ」と「圧倒的な安さ」が自慢の男子寮です。寮費は二人部屋が1万円で、一人部屋が2万円です。

共同のキッチン、トイレ、シャワーがあり、1F娯楽室ではテレビや先輩が置いていった本やマンガ、雑誌を読むことができます。

今は修士や博士課程の留学生も多く、勉強のアドヴァイスやおもしろい話をいろいろと聞けるのも、東伏見寮のイチオシポイントです。

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Q. 寮生の内訳について教えてください

A.
【学部】文構、政経、国教、教育、スポ科など
【研究科(修士・博士) 】政治学研究科、経済学研究科、商学研究科、アジア太平洋、先進理工、人間科学など
【出身地 】:宮城、福島、静岡、京都、大阪、香川、宮崎、韓国、中国、台湾、香港、ミャンマー、ベトナム、フィリピン、インド、パキスタン、ドイツ、ロシア、トルコ、デンマーク、ペルーなど

Q. 仕送りや奨学金をもらっていますか?

A. 寮生のほとんどが奨学金を受けています。日本学生支援機構のI・II種や大学、校友会、民間の給付奨学金を受けている寮生もいます。

仕送りについては人によるので、保護者の方とよく相談しませう。バイトと奨学金だけで生活する寮生もいます。ちなみに私が大学1年生のときは月々3万円ほど仕送りを受けていました。


Q. 食事はどうしていますか?食費はどのくらいかかりますか?

A. 東伏見寮では自炊が基本です。が、実際に自炊をする人は寮生の3割にも満たない程度で、外食やコンビニ食を愛食している方がほとんど。そのせいで栄養バランスが崩れ、身体をぶっ壊す新寮生が毎年いるので頭の片隅に留めておきませう。

でも寮にいる限り、餓死する心配はないのでひとまず安心。金が尽きたら先輩に寄生してなんとか生き抜くことが肝要です。先輩の給料日は要チェック!これ基本。ゴチになります!まじで栄養失調…というときは先輩に寄生しませう(現に先輩に寄生しながら生きるキノコのような寮生がいる)。

最近は、土井善晴先生の「一汁一菜」を実践しているトレンディな寮生もいるぞ!!「パスタに味噌汁、ご飯に牛乳」だっていいのだ~~。
食費は自炊中心で3万円弱、外食中心で月5万円ほど。


Q. 寮で麻雀をやりますか?

A. 「雀魂―じゃんたま―」というアプリを使って、暇を見つけては闘牌を開催しています。東伏見寮麻雀部員、絶賛募集中です。

東伏見寮の麻雀文化は自治寮だった頃がそのピークだったようで、その頃に購入したと思われる、貴重な麻雀牌もまだ残っています。ゆくゆくは、東伏見寮オンライン麻雀大会も開催する予定です。


Q. 入寮時に何を持ってくればいいですか?

A. 寝るための布団と生活必需品だけでいいと思います。こまごまとしたものシャンプーとか寮で履くスリッパなどはこちらで買い揃えたほうが便利です。

運が良ければ、退寮した先輩方が遺したレガシー(使用済み電気機器や家具など)を受け継ぐこともできます!1F娯楽室には4Kテレビもあるし、全室エアコン完備だし、はっきりいって極楽なのだ。


Q. 在学中に留学を考えているのですが

A. 在寮期間は2年間となっていますが、留学・兵役による途中退寮も可です。留学経験のある学生や留学生(学部・院生問わず)もいるので、様々なアドヴァイスを得ることもできます。

ちなみに私は、院生にTOEFLや英文ペーパーの書き方などを指導してもらい、その経験があって留学中も何とか生き抜くことができました。東伏見寮の「人との距離の近さ」というのはこういうところなのだ。


Q. 体育会やサークルに入っていますか?

A. 日本人学生のほとんどは何かしらの集団に属しているもよう。私は体育会に入っていました。そこらへんは自由です!


Q. 上下関係は厳しいのでしょうか?

A. イッキ飲み強制!みたいな上下関係はありません。かつての東伏見寮の資料を参照すると、上下関係は絶対のものだったそう。しかし、2007年の大学による大改編により東伏見寮をふくむ自治寮が骨抜きにされてしまい、今はかなり「穏やか」な雰囲気です。その是非はさておき。


Q. 相部屋での生活はどのようなものですか?

A. 当然、まったく赤の他人である2人の寮生で1つの部屋を分け合い、一から共同生活をはじめるわけですから、自分ひとりの時間は取りづらくなりますし、部屋で不用意に自分勝手な言動ばかりを取るわけにもいきません。不便に感じることも多々あるでせう。

しかし、日々往々にして先輩から飯をご馳走になったり、相部屋の二人だけで話し込んだりと、一人暮らしでは絶対に味わえない経験もあります。ただ、相部屋の寮生がどういう人間なのかにもよるし、トラブルが全くないというわけでもありません。

それだけ相部屋生活は「奥が深い」ものだ、とここではお答えしたいと思います。

以下は、かつての相部屋寮生たちの遺言:
【良かったこと】おごって貰えた/爆音に慣れた/淋しくない/人間的に成長した
【辛かったこと】 一人の時間がない/歯ぎしり/寝言/先輩のワガママ


Q. 寮に入ってよかったと感じる点はなんですか?

A. 安い/お金に困ったときに助けてもらえた/寮費が安いのでちょっとアルバイトをすれば娯楽や旅行にいけることもある/酒が飲めるようになった(※寮内は禁酒禁煙です)/ゴチになりまくり/寂しさをおぼえない/入学式前に友だちができた/病気になったときに助けてもらえた/合コンに連れて行ってもらった/英語やその他の言語が学べた/卒業後も連絡を取り合う仲間に出会えた

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以上です!「質問箱」にもアツい質問どしどし送ってくださいましノシ



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