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心霊番組を楽しみたいホラー好き

私はホラーが大好きだ。
ついでに言うとUFO/恐竜/宇宙/海洋生物なども大好きだ。
好きな食べ物はハンバーグカレー、嫌いな飲み物はコーヒー
要するに逆コナン君なのである。

ホラーと言っても多様なジャンルが存在している。
調べてみると予想以上にジャンル分けされていて驚いた。
私の場合は特に幽霊などの心霊系が好みだ。

じゃあ幽霊を信じているのかと訊かれたら「断じてNO!!」
健全に創作だと割り切って楽しんでいる。
でも見てみたいな~と考える一番面倒なタイプだ。

誰しもホラーに苦手な部分もあると思う。
私は映画などの創作物は雑食だが、心霊番組(動画)には並々ならぬこだわりを持っている。好みの作品と合わせ語らせてほしい。


①幽霊の生態を語るな

心霊番組(動画)では自称霊感の強い人が出演している。
盛り上げる役は重要だし気にならない。
生態を予想するのはいい、さも常識の如く語られると萎えてしまうのだ。「目を合わせると憑いてきます」のようなものが該当する。

リアリティが無いからこそ楽しめていた部分に、
わざわざ焦点を当て現実を見せられている感じがする。
幽霊ちゃんに対する解釈違いが発生するのである。
うちの幽霊ちゃんはそんなことしない!といった具合に。

根底にあるのは未知へ恐怖だ。
正体や目的が分からない、話が通じない。
だから怖い。だから面白い。
パニックホラーで「怪物の正体が分かるまでがピーク」に通ずる。
ネタバレされている感覚に近いのかもしれない。

※近年印象に残っている映画…と思ったら近年じゃないやんけ

※言わずと知れた名作。
 意外に評価は低い。子供の頃補正があるのかもしれない。

②過剰演技するな

心霊番組が好きな方は一度は観たことがあると思う。
心霊スポットに訪れた女性アイドルが憑依される姿を。
本格的に除霊が執り行われる場合もある。

地上波番組ではかなり定番の流れで(最近はあまりないかも)
意外にもyoutubeではラップ音や音声がメインで憑依はされない。
再現ドラマで憑依される場合は普通に楽しめる。

フィクションとして楽しめればいいのだが、
出演者の心中を想像して共感性羞恥が発動してしまう。
ちなみに演技力が高い場合は受け入れられる。

※Netflix限定(確か)で知名度はあまり高くないかもしれない。
 だが間違いなくおすすめできる。三女の演技力が特に秀逸。

③テンプレートは程々に

「何のことやねん」と思うかもしれない。
心霊写真や動画でよくある構図を指している。
一番多いのは柱や壁から幽霊がひょっこり顔を出す構図だ。
動画では撮影者が焦って追うが、そこに姿はない。までが定番

これはあまりにも使い古されたせいで見飽きてしまった。
そしてテンプレートには流行りがある。
近年ではTikTokが(怪異の)流行の最先端だ。

「シャドウピープル」
姿がはっきりと見えないのが強み。どの環境にも順応できる万能怪異だ。

「セルビアの踊る女性」
追いかけっこの怪異。必ず背中からエントリーするのがテンプレートだ。

特に海外でかなり流行っていた。
前者は応用が利くが、後者は一発ネタに近い。

日本でもシャドウピープルは友情出演してくれるが、
後者はあまり観ない…日本人だと違和感しかないだろう。
京都で着物で踊り出すというのはどうだろうか。

個人的にはシャドウピープルはまだ味がしている。
要するにテンプレートに沿ってもいいが個性を出して欲しいのだ。

④霊能力者はいらない

霊能力者は正直嫌いだ。生業としている場合は特に。
断っておくと霊感商法の被害にあったわけではない。

彼もしくは彼女らは幽霊の常識や生態を語る。
その地に眠る霊魂と語り、場合によっては彼らの代弁をする。
私の嫌いな要素がふんだんに散りばめられている。

ただ創作物に登場する人物であれば結構好きだ。
テンプレートとしては「知り合いの霊能力者」などは定番だが、
彼らは主人公を助ける存在に過ぎず、献身的な善人だからだ。

しかし現実世界の話となると最悪だ。
彼らが嘘つきにしか見えず、しかも救いがない。
弱った人を騙し不安に陥れている。

心霊番組が近年減った理由はいくつか考えられる。
「娯楽が増えた」「撮影技術が発達し過ぎた」
「親からのクレーム」などを目にすることが多い。

しかし一番は事実として被害を出しているからだろう。
飯の種を奪ったのは同業者の素行とも言える。何とも皮肉な話だ。

※映画などではキーパーソンとして扱い易い。
 柴田理恵さん演じる霊能力者の強者感が良かった。

まとめ

以上が心霊番組(動画)に対してのこだわりだ。
上記内容が少ないほど楽しめることが多い。

再現ドラマ・怪談辺りは影響が少ないので大好物。
映画は好きだが近年はホラーコメディになっていて正直微妙だ。

海外産の映画であればジャンルも幅広くクオリティも安定している。
ホラーが苦手な人は日本の映画を、
怖さを追求するのであれば海外の映画がおすすめだ。

果たして他の心霊ファンはどのようなこだわりを持っているのだろうか。
日本と海外による違いも気になる。
そもそも海外でも心霊番組はやっているのだろうか。興味は尽きない。

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