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子供部屋おじさんを経験することで痛感した、自身の忍耐弱さや常識の無さを晒す


この世のありとあらゆる行動にコスパや合理性を持たせた末にたどり着いた結果が子供部屋おじさんという選択肢だ。この選択肢が間違っていたと思ったことはないが、子供部屋おじさんを通じて痛感することが多々ある。

1.常識がなくなった


一人暮らしをしていれば身につくはずの一般常識・スキルが全く身につかない。
僕は一人暮らしの経験が0だ。小・中・高・大と一時も親元を離れずに生活のほとんどを両親へ依存してきた結果、一般常識が恐ろしく不足していることに気づいた。

例を挙げると

  • 卵が1個100円だと思ってた(1パックではなく1個)

  • 燃えるゴミを出すのが何曜日か知らない
    (そもそもゴミのまとめ方を知らない)

  • 掃除をしたことがない

  • 料理を作れない

家事を手伝えば多少の常識は身につくのだろうけど、
あいにく帰宅後にVtuberの配信やアニメの消化で忙しく、それどころではない。

2.責任感が薄れた


誰しも叶えたい夢や目標がある。
(出世する・車を買う・マイホームを買う・家族を養う・子供を有名大学に通わせるなど)
当然楽しい事ばかりじゃない。時には精神的な苦痛を伴うイベントも多々起こる。だけど夢や目標・家族を養うために歯を食いしばって乗り越えていく。
僕みたいな子供部屋おじさんには人生を懸けて守る対象や目標が無い。
何かを達成するため頑張ったり、苦境を乗り越えようとしない。
そもそも乗り越える必要が無い。誰も養ってないのだから。
少しでも嫌なことがあれば現実逃避して、目の前の問題から逃走を図りたくなる。
行動に責任が伴わなくなる。

3.同世代と話が合わない

30代ともなると人生のイベントに関する話題がメインだ。

  • どこの家を買ったか

  • 子供をどこの幼稚園・小学校に行かせるか

  • 旦那や妻の愚痴

もはや子供部屋おじさんには無縁の話題。
話題に参加する土俵にすら立っていない。

今の僕が真剣に話せる話題を列挙したら、掠りもしないものばかりだ。

  • ニチアサの話題(仮面ライダー・プリキュア)

  • コミケの話題(おすすめサークルとか)

  • VTuber関連の話題(白銀ノエルちゃんが可愛いとか)

これらの話題をどうこねくり回して足掻いたとしても、最初に挙げた話題に到達することは恐らく不可能。
興味・関心の枠があまりにも違いすぎる。
彼らは現実について語る一方、僕は空想<フィクション>を語るのだ。


子供部屋おじさんになって感じたデメリットを色々と書き連ねたが、
世間体を捨ててしまえば、ここで挙げたデメリットは実質ないようなモノばかりなので気にする必要もないかもしれない。

総評

世間体を気にしなければ子供部屋おじさんは楽しい


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