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リーダーの資質 ~リーダーとして足りなかったこと~

こんばんわ。今日は長々と備忘録として、久しぶりにnoteに書いてみました。いつか読み返したときに46歳の自分が向き合ったことに出会って、懐かしく思えたらいいなと。

最近学んだことがあります
本当にチームリーダーって難しいってことだってことでした
現場で起こった一つのすれ違い・・
これって嬉しい反面、気づけなかったことでした。
お互いがお互いを思いやるばかりに起こり得たことだったのです

①色々と仕事を進めていくうえで私は、とりあえずは自分ができるように、理解できるようになることを優先して率先して仕事に取り組んでいく。知らないことがあることに不安感をもってしまうことがあり仕事を抱え込む傾向にあります
②ある程度自分自身が理解でき進められるようになったところで、チームメンバーへ仕事を振っていくことで、役割の分配と責任を分散させていきました
③各メンバーの仕事内容と配分の調整をして負担が均一化するようにしていくにしました
④仕事の進捗状態を確認しつつ、各々の仕事に関しての他部署調整は任せていきました

なんとなくこれって、やっていくこととして流れは間違っていないように思うですが・・・

ここで、先日、一人のチームスタッフに、「私は、ここのメンバーには不必要な人間だ。役立たずだ」と思わせていたことを知りました。そのスタッフは「私はリーダー(私)の役に立ちたい、必要とされたい」との思いが強かったのだと、他のスタッフからその想いを聞かされました。ある意味、リーダとしては嬉しいことでした。しかしこの思いには気が付かずに、私は自分自身の勝手な思い込みで、そのスタッフには、多くの負担をかけているから、少し、任せる仕事は少なくしてあげなくては・・と思いあっての調整をしていたのです。そして、それが良いと思って動いていました。しかし、そこにはすれちがいが生じていました。

お互いがお互いを思っていたのは確かだと思いますが、何が足りなかったのでしょうか??私のコーチとの対話でいろいろな気づきがありました。

◆1つめは対話でした

本人に聞いてみること、シンプルな対話に欠けていたのです。
「本人に聞いてみる」 つまりはどんな仕事やってみたい?今やっていることは負担ではない?どんな挑戦がしたい? 何が好き? 何が大切?
これは個々人よって差がある、多様性を前提に仕事をマネージメントしていくことが大事なのです。好きこそもの上手なれ!!そこには努力することさえも楽しくなり、役割をもって個々人が勝手に力をつけていくということを教わりました

◆2つめは「認めること」
それにはいろんな方法があるということです。
日頃よりありがとうを伝えることも必要だがそれだけではないのです。
リーダーが余裕をもって笑顔でいることもチームにとっては認めるにつながることなのです。余裕があるということは仕事が円滑に進んでいるということ。何事も、チームメンバーとして共有したい。一緒にやりたいと思える雰囲気を作ることなのです。

そして、ちゃんと任せること、信頼すること。そここそが認められたと感じるところなのではないかと思うのです。リーダーが仕事を手放すことこそが人を育てるのです。加えて、大事なのは、その仕事を担当した者の、手柄として組織内で「○○さんんが頑張ってくれた結果なのですよ」と個々人の成果に焦点を当てて、発信していくことです

◆3つめは「常に理想を語ること」
ぼやきのようでもいいのです。リーダーが何を考え、何を思ってここの場にいるのか。実現は困難でも、リーダーが夢を語り、理想を掲げて、みんなでできたらいいね!言葉を発しているかが大事であるということ。言霊というように言葉には心が宿ります。その心を、知ってもらい一緒に笑えることが大事です

まだまだあるとは思いますが、今回はこの3点を学ぶに至りました。

そして、先日「私は、ここのメンバーには不必要な人間だ。役立たずだ」といったスタッフに2つのことをやってみたのです
①本当にありがとう。僕が新たな仕事に力注げるのは、君が~の仕事を丁寧にしているおかげだよ と伝えたこと
②今日は僕が手一杯なのだよね。今日新規の利用者がいるんだけど初回でかかわってくれないかな と仕事を依頼したこと

この2点を伝えたところ、とってもいい笑顔で「はい!!」といい、必要以上に、張り切る姿を目にすることができました。そして、笑顔を見ることができました。
この時初めて自分がリーダーであることを、その役割の重荷を体感することになったと同時に、私自身の存在や意味が承認されたように感じました。

本当に今まで、私自身が劣等感の塊で、チームリーダーを担えるなんてできるのかと不安でした。昔から、グループの中ではサブ的な役割で生きてきて、ムードメーカーとしてしか自分の価値が認められず、もっと勉強しなきゃ、もっとたくさんの人に出会ってもっと価値観を学ばなきゃ、あの人のようにならなきゃ、あの人のようになりたい・・常に足りない・・まだ足りないと思い自分のばかり目が向いていたことに気が付き始めています。(40後半にして気が付き始めるなんて遅いかもしれませんが・・)これからは、自信をもって、力強くメンバーと向かい合い、本当の意味での育てる側に回らなくてはと新な決意をもらったように思います。

また、頑張っていこうと、そしてこの気づきを忘れないようにここに残してみました。まずは自分自身を好きになってみようと思います。


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