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両親の老いに伴い視界に入ってきた本たち

両親の老いに備える-物理

現在、両親揃って後期高齢者になった
幸いまだ要介護ではなく、自立自活してるけど、いつ何時どうなるかわからない
一人っ子故、両親の老いとはいずれ向き合うことになる

ということで、転職を機に、というか向き合うための準備として今の会社に転職したといっても過言ではなく、地元近くへ引っ越してもかまわないことを条件に今の会社に入り、実際引っ越してきた

両親の老いに備える-心構え


物理的距離については対策した

そして以前より頻繁に親に会うようになり、より一層親の老いを実感している

こちらの心構え的なところはどうだろう、ということで、読みやすい新書から入ってみることにした

翻訳書もエッセイも大好き村井理子さんの義父母の介護にまつわるエッセイ
具体的な介護の話から本音まで、割と赤裸々に綴られており、介護の実態を少しだけ垣間見ることが出来た

これまでのエッセイや日々の呟きから強烈なキャラクターの義父母だなと思ってはいたけど…
介護や認知症になった義母の姿・変化を通して村井さんの心境が変化していく様がドラスティックというかなんというか

私の場合は実の両親だからまた違った感覚になるのかな・・・

とはいえ、発生するタスクが思ったよりも相当多くてそういう実務的な部分で大変勉強になった

実の両親の介護については阿川佐和子さんと高齢者医療の第一人者大塚先生の対談本も

おそらく充分な資金があったからこそなんだろうけど、阿川さんの明るさ、考え方の切り替えの柔軟さはお手本にしたい

両親の老いに備える-知識


村井さんの義母はレビー小体型認知症を患っていた、ということでもう1冊、レビー小体型認知症当事者と専門医との対談本も読んでみた

私恥ずかしながら、全然レビー小体型認知症のこと知らなかったです
というかレビー小体のことを全然わかってなかった
レビー小体型認知症とパーキンソン病、原因物質が一緒だったなんて…!
レビー小体および関連疾患はこれからもっと体系的な研究が進んでいくのでしょう。

アルツハイマー型認知症認知症についてはアミロイドβ仮説に基づいたとっても高価な抗体医薬が先日承認され、医療費問題とも絡めてずいぶん話題になってるけど・・
認知症のサイエンス、認知症との付き合い方、(当事者として、家族として)まだまだいろんな本で読んでみたい

きっとまだまだあるはず

これからもいろんな本に出会って老いについて読んでいく
自分も老いていくし



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