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やっぱり、保健師の仕事が好きだと気づけた日


今日、保健師仲間のときえさんが開いているオンラインのカフェ“温かふぇ”に参加してきました。


左がときえさん。公衆衛生看護学会@宮城にて。



“温かふぇ”は地域医療に携わっている医師(6人のお子さんのパパ)、管理栄養士、保健師のときえさんと1時間、好きな飲みものを片手にゆる〜くお話ができる、という場所。


専門職の方達とゆっくりお話しできる(しかも無料!)機会なんてなかなかないので、とっても楽しみにしていました。


話すテーマや目的などは決まっていなくて、本当にゆる〜くお話ししながら、ふと、自分の中で腹落ちしたことがあって。それは、


私は、やっぱり保健師の仕事が好きなんだ


ということ。


先日、自炊料理家の山口祐加さんとVoicyで対談させて頂いたのですが、祐加さんが私に興味をもってくださった理由が「保健師という仕事についてもっと知りたいと思ったから」とのことで、それがね、とてもとても嬉しかった。

Voicy本社にて。VoicyのVポーズ!右が祐加さん



さらに先日、健康経営の講座でグループワークがあって、中小企業診断士や経営コンサルタント、栄養士や人事部の方とご一緒したのですが、その時にも「保健師さんの意見を聞かせてほしい」って何度も言ってもらい、それもね、すごくすごく嬉しかった。


またまたある先日、産業保健についてご相談くださった中小企業の方から「今年度は健康診断を充実し、次は健康宣言事業に参加します」と報告を受けて、ものすごーーく嬉しかった。


保健師って、あまり知られていない仕事です。看護師の資格がないとなれないことも、保健センターや保健所にいることも、会社の健康管理室にいることも、知らない人が多い。


就労している看護師が120万人、保健師は5万人ほどなので、看護師の方が24倍多く、看護師ほど身近な存在ではないため、知られる機会があまりないのかな、と思います。


そんなマイナーなところも含めて(笑)、私は保健師の仕事が好きです。


保健師は、あらゆる健康ステージにいる方が健やかに生きられるようサポートすることが仕事です。お相手との関わりはもちろん、関係部署や関係職種との調整役、仕組みや環境づくりに携わることもあります。縁の下の力持ちになったり、脚光を浴びることはなくても、より健やかになる人が一人でも増えたら、それだけで嬉しい。


私は産業保健師といって、企業の健康管理室で社員さんの健康を守る仕事をしていましたが、社員さんに歓迎されることばかりではありませんでした。


健康診断の結果のアドバイス、禁煙指導、長時間労働の是正、職場の環境改善の指摘など・・・「うわっ、保健師だ!」って、社員さんから煙たがられることも少なくなくて(苦笑)


それでも、健診結果が良くなっていたり、禁煙に成功したり、長時間労働をなくすために管理職や関係部署が動いてくれたり、労災が減ったりすると、煙たがられても動いてよかったなって、涙が出るほど嬉しいんです。


保健師として頼ってもらえること、自分が保健師であることが、どれだけ嬉しいこのかを、今日、改めて気づくことができました。


保健師って、今はマイナーかもしれないけど、私の周りには素敵な保健師さんがたくさんいらっしゃいます!保健師のこと、もっと多くの人に知ってもらうことも、私がやっていきたいことです。(勝手に保健師PR隊、笑)


これからも、保健師の私にできること、コツコツ一歩ずつやっていこうと思いました。そして、こうして今の気持ちを素直にnoteに綴ることも、私の一歩なのでした。読んでくれて、ありがとうございます!



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