見出し画像

憧れをもって

今週はフルタ丸講談「八百長入門」のお稽古をじっくりやりつつ、観劇をしたり、来年1月に上演する舞台の顔合わせに行ったりしてきました。

観に行った舞台は、まるで初めて観劇をした時のように、舞台への憧れが溢れ出てしまうものでした。
作品も、出演されている俳優さん方も、憧れの場所にあるものとして見え眩しく、わたしもきっとそうなりたいとむくむく湧き上がるものがありました。
湧き上がる思いは止まることなく倍々に増していくもので、なんと、私が観劇したその回に、私が高校生の時にとてつもなく大きなポスターを自分の部屋に貼るくらい大好きだったその女優さんも来ていらして、同じ空間で舞台を観られた奇跡に激しく感激しました。
大好きだったその方をお見かけして、やっぱり今でも大好きですと確信し、あの時の自分に教えてあげたい出来事がまた一つ加算されました。

日曜日は、来年1月に参加させてもらうことになりました松尾英太郎くん作・演出の舞台、シリコン第二回公演「アイニク」の顔合わせでした。
昨年、シリコン第一回公演立ち上げ時に参加させてもらいとっても貴重な体験ができたので、まさかの色々が重なり今回も呼んでいただけて、もうとっても嬉しいです。
またご一緒できる素敵な俳優さんとも、初めましての憧れの俳優さんたちとも同じ作品を作っていけることに、新しいことに挑戦できることに、背筋が伸びる緊張感は凄まじいですが、同時に胸が踊って仕方ありません。

憧れがあると、目の前にある難しいことにもしかめっ面をせずに向き合えます。
絶対に次に繋がると思えば、足が前に進みます。

憧れに向かって進み続けていれば、知らぬ間に憧れを追い越していて、自分たちの今が作り上げられている、ということもあるんです。
とにかく一歩一歩、えいやっと前に進むんです。

私は、フルタ丸の作品に対して、どの作品にも憧れが詰まっています。
その憧れがいつも前に前に進ませてくれます。

そして、もちろん、フルタ丸講談「八百長入門」に対しても、憧れが詰まっています。

憧れを追って憧れを追い越して、また憧れを追って追い越して。

そうやって変わっていけたらいいなと思います。

篠原 友紀


フルタ丸講談 vol.2 『八百長入門』
日程:2023年11月29日(水)~ 12月2日(土)
会場:シアター711

【チケット】
一般:4,000円 学割:3,000円(要証明)
※全席自由・整理番号付き・前売当日共通

【ご予約はコチラから】
カンフェティ WEB販売ページ
http://confetti-web.com/furutamarukoudan_2

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?