神田京子先生に講談を教えて頂いた8月の夜
昨日は講談師の神田京子先生に講談のいろはを教えて頂いた夜でした。
始まる前から、篠原と真帆に見たこともない緊張感が漂っていた。そりゃそうだ、僕含めてフルタ丸は講談というものを一切習ったことがない。
始めてから1年半ぐらいになるフルタ丸講談も、かなりのハイペースで5作品を上演してきた。師匠を持たない我々は、寄席と動画、あとはイマジネーション(とにかく想像すること)が拠り所であり、そこに付随するほとばしるような怒りにも似た好きだという感情と。おそらくそういった部分をガソリンにして創ってきた。講談の読み方も、僕の考える(思うところの)講談の魅力を軸にしている。
先日、vol.3の公演『口車ダブルス』を終えて、フルタ丸講談の第一章が終わったのかもなぁと思って、次のステップ、フェーズへと向かっていきたいと考えていた。そんな最高のタイミングで神田京子先生に教えて頂ける機会が訪れた。
1年半やってきたからこそ感じる講談表現の難しさもあって、そういう部分を指摘して頂きながら、相談しながら、目の前で実演して頂きながら、打ちのめされたり、励ましの言葉を頂きつつ、全員が講談について深く考えるとても良い時間だった。そして、講談がもっと好きになった。15年間ぐらいかけて芸を磨き確立していく世界で、我々はまだ1年半しかやっていない。いや、講談そのものではなくフルタ丸講談(講談+現代劇)というものを創っているので、そもそもの土台が少しズレている。それでも負い目のようなものが僕にあって、何がそこを埋められるのだろうかと思っていた。けど、京子先生の話を聞く内にヘンに埋めようとしなくてもいいのかもしれないと感じた。もっとわがままに、大胆に、より夢中になった先に次が見つかって来るのかもしれない。まとまらないな。けど、まとめる必要もないか。とにかく、メンバーと京子先生と、こういう夜を8月に過ごせたことが全てだった。
神田京子先生、貴重なお時間をありがとうございました!
フルタジュン
■フルタ丸講談 vol.3『口車ダブルス』視聴チケット好評発売中!
チケット販売期間:2024年8月31日(土)23:59まで
購入者の視聴期間:30日間(720時間)
配信終了日時:2024年9月30日(月)23:59まで
視聴チケット料金:2,800円(税込)
チケットはプレイガイド「カンフェティ」で購入頂けます!
https://confetti-web.com/@/furutamarukoudan_3
■公演グッズ「口車ダブルス」オリジナルてぬぐい(1,500円)
劇団フルタ丸オンラインショップで好評発売中!
https://furutamaru.base.shop/items/88939027
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?