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〜『どこか深い特別な場所』から〜


僕の本質である『魂』は、今回の人生でも実にたくさんの経験を経てきました。


そして、『強制終了』(爆発事故)という目覚まし時計のような作用を起こして、僕にこうして表現することを促しました。(その起こされ方は、いささか激しかったけれどw)


僕の心の奥底には、すべてが完璧で愛に満ちた場所があって、その『どこか深い特別な場所』から表現することができたらいいなと思います。


僕は村上春樹作品が大好きで、映画ファンでもあります。


一昨日は4回目の「ドライブ・マイカー」をAmazon Primeビデオで視聴しました。


岡田将生さん演じる高槻が、西島秀俊さん演じる家福に言います…


※以下は映画ではなく原作からの引用ですが、本質的には同じことを映画内のセリフでも喋っています。


「…本当に他人を見たいと望むのなら、自分自身を深くまっすぐ見つめるしかないんです…」と。


ちなみに原作内では上記の『本当に』の部分に『、、、』のルビが振ってあり、強調されています。


原作も映画も素晴らしいので、繰り返し鑑賞することになるでしょう。僕は好きな作品を何度も繰り返し、何年もかけて味わうタイプのファンなので(笑)


話を本質的なことに戻しましょう。(僕はしょっちゅう話が飛びます。僕のエゴは散漫だからw)


僕は目を閉じて内面に意識をフォーカスします。どこかから波の音が聞こえてきます…意識してゆっくりとした呼吸をします。


そうして『どこか深い特別な場所』に耳を澄ませます。


僕は6/21の夏至の日に爆発事故を経験して、17日間入院しました。入院中のベッドの中で、先日見上げたシリウスのような小さな光を心の目で見つけました。


それは『宇宙のセーフティネット』のような存在で、僕は直感的に「大丈夫だ」と感じました。


客観的に見れば、熱傷で重症を負って手術後のベッドの上で両手は使えず、顔面の半分は焼けただれ、手術と入院(ICU内)費用がどれだけかかるかも見当もつかず、職を失い、退院できるのは最低でも一ヶ月先という絶望的な状況にありました。


でも僕は絶望の中にあってなぜか、「きっと大丈夫だ」と確信できました。


あの病院のベッドの上での体験は、いつまでも忘れないでおきたいと思います。


それはある意味、僕の『再誕生日』でもあったから。































































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