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先手中飛車vs雁木穴熊

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一部ではこいなぎ流穴熊とも呼ばれている形。 (昔から同じ形を指している人はいたが)
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【先手中飛車vs雁木穴熊】相穴熊の手筋 そっぽの端桂

【先手中飛車vs雁木穴熊】相穴熊の手筋 そっぽの端桂

今回は僕の先手中飛車。

対局動画は↓

居飛車の急戦模様の序盤で、第1図は▲4六歩と突いた局面。

このタイミングでの▲4六歩は態度を保留した手で居飛車側が、

・△3三銀〜△4四銀と二枚銀に構えてきたら▲3八銀や▲3八金。

・△4四歩〜穴熊や左美濃等の持久戦を目指してきたら▲1八香から穴熊。

という含みを見せています。
(詳しくは↓の記事参照。△6四銀▲6六銀型になるタイミングが本譜とは違

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【先手中飛車vs雁木穴熊】角を見捨てる最新定跡で快勝

【先手中飛車vs雁木穴熊】角を見捨てる最新定跡で快勝

今回は相手の先手中飛車に対して、雁木穴熊で対抗する流行りの形になりました。

対局動画は↓

類型の記事をまとめたマガジンは↓

第1図(以下便宜上先後逆)は、▲9九玉と穴熊に入った局面。

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【先手中飛車vs雁木穴熊】同じ形で3連敗も、コツは掴めてきたか?

【先手中飛車vs雁木穴熊】同じ形で3連敗も、コツは掴めてきたか?

今回は対先手中飛車で、先日の記事↓と似た形で雁木穴熊(こいなぎ流穴熊)に組んで戦う形になりました。

第1図(以下便宜上先後逆)は本譜、△4二角と引かれた局面。

第2図は↑の先日の記事で紹介した局面。

第1図と第2図はどちらも39手目で、居飛車の形は全く同じ。

振り飛車側が角を引いた位置が5一か4二かという違いと、片美濃囲いから△5二金左〜△6三金と堅めた2手が、本譜は△6三銀〜△7二金の2

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【先手中飛車vs雁木穴熊】三段リーグの反省を生かすも重要な局面で間違える

【先手中飛車vs雁木穴熊】三段リーグの反省を生かすも重要な局面で間違える

今回は相手の先手中飛車に対して、銀対抗からこいなぎ流穴熊(雁木穴熊)と一部で呼ばれている形になりました。
第1図(以下便宜上先後逆)は△5一角の局面。

第1図は先日の三段リーグで僕が居飛車側を持って指した将棋と全くの同一局面で、その将棋を簡単に振り返った記事は↓から

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【三段リーグの2局】ワンポイント振り返り

【三段リーグの2局】ワンポイント振り返り

今日は三段リーグでした。
ネット将棋ではないですが、番外編で2局ともワンポイントだけ振り返ろうと思います(腰が痛いのでほんとに超超ワンポイントです。)

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