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長岡市防災玉手箱

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ふるさと未来創造堂での「長岡市防災玉手箱」を活用した防災学習を紹介しております。
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#防災教育

【防災玉手箱】地域とともに学ぶ!地域との防災ディスカッション

今回は、「地域とともに学ぶ」として、 こどもたちだけでなく、地域の人と交流、直接話し合う機会を作りたいという声から実施した2事例を紹介します。 <地域と保護者へ向けた学習発表会と地域と合同防災ディスカッション> 2022年12月13日(火)10:20~11:45  長岡市立栖吉小学校5年生 栖吉コミュニティセンターにて「カラフル×すよし 防災フェスタ」を行いました。 「高齢者等車いすの人のために、スロープのある入口への案内を掲示する。」 「ペット同行避難のためにも、ペット

【防災玉手箱】長岡市立千手小学校4年生 わが家の防災タイムライン学習

2022年10月18日(火)9:20~10:05、10:35~11:20 長岡市立千手小学校4年生に、洪水災害の学習を行いました。 まず、洪水災害の被害写真を見せながら、どのような危険があるのか確認しました。 より、具体的にイメージしてもらえるよう、7.13水害映像も見せ、感想を聞き振り返りをしてもらいました。 次に、自分の地域の浸水リスクを確認するため、洪水ハザードマップの見方を伝え、グループで協力して、「川ごとの自宅の浸水深」を確認しました。 あふれる川によって浸水

【防災玉手箱】長岡市立深沢小学校3・4年生総合学習

第1回:2022年10月6日(木) 長岡市立深沢小学校の3・4年生総合学習のスタートに、災害食作り体験を行いました。 大きな災害が起きると、電気・ガス・水道が止まってしまいます。配布される物資のみでは栄養が偏り、体調を崩してしまうことがあります。 だからこそ、家にあるものを工夫し、災害時にもできる調理方法の知識が大切になります。 災害食作りでは、カレーライスとじゃがりこを使いサラダを作りました。 作った災害食は、新聞紙食器とアイラップを使用し試食しました。 普段何気なく

【雪災害】新潟県防災教育プログラムの活用事例

平成30年1月30日(火)に、長岡市立前川小学校の取り組みを見学させていただきました。  避難訓練後、各クラスで振り返りを実施し、3年生が雪についての学習を行いました。 新潟県防災教育プログラム内の写真資料を使って、大雪の時の様子を確認した後、ワークシートを使い、大雪が降った時の危険について考えました。 「上から落ちてくるから危ない」「雪があって道路のところを通ると車が通っていて危ない」などたくさんの意見が出ました。  さらに、「雪が積もって道の横の水路に気づかないで落ちてし

【雪災害】大雪から身を守る方法を知ろう!

2021年11月15日(月)13:55~14:50 長岡市立青葉台小学校にて、全校防災学習を行いました。 青葉台小学校では、大雪・地震・原子力と毎年テーマを変え、全校で学習を行っています。今年大雪からの身の守り方をテーマに学習を行いました。 積雪時の写真を使い、どのような危険があるか、また身の守り方について伝えました。 そして、青葉台コミュニティセンター長の畔上純一郎様から青葉台地域についてお話を聞きしました。 地域の中でも協力して雪かきをして安全な地域になるよう活動して

【避難所】青葉台中学校3年生 防災学習

2021年10月15日(金) 13:25~15:05 長岡市立青葉台中学校3年生の皆さんと防災学習を行いました。 万が一地震が来て避難所へ行った場合、どんなものが必要だろう? 今は感染症も怖い!それならば、どういう環境が必要なんだろう? 災害時の避難所についてのお話をさせていただいた後、 2グループに分かれ、順番に以下の活動を行いました。 ①市内の避難所に備蓄されている 「段ボールパーテーション」「段ボールベッド」の組み立て体験 ②「新聞紙スリッパ」、「ペットボトルラン

【避難所】栖吉中学校「さすけなぶる」

2021年7月19日(月)9:40~11:30  長岡市立栖吉中学校1年生を対象に、避難所運営シミュレーションゲーム「さすけなぶる」の講座を実施しました。 小さな声にも耳をかたむけて避難所運営することの大切さを伝え、避難所で実際に起こった課題について、対応策をグループで考えました。 「みんなにとってより良い過ごし方は」「あの人がいるからいきたくない」を出題テーマとして、それぞれの対応策・理由を考えてもらいました。 グループで話し合った結果について、一部ご紹介します。 「全

【避難所】起震車・車いすの操作体験

2021年7月12日(月)13:55~15:45 新潟市立臼井中学校にて、全校防災学習を行いました。 起震車体験は、震度4~5弱程度のゆれと東日本大震災のゆれの2種類を体験。 地震はいつ起きるかわからないことを伝えて、家の中を安全にする対策(家具固定等)の大切さを確認しました。 車いすの操作体験は、車いすの操作方法や人の乗せ方について説明後、操作する人と乗る人を交互に体験しました。 操作される側の気持ちになることの大切さを伝えました。 グループワークでは、避難所の様子の写

【避難所】防災グッズの組み立て体験

2021年7月10日(土)8:25~9:15 新潟市立味方中学校にて、全校防災学習を行いました。 洪水災害から身を守る基本的な避難行動や、新たな避難情報・警戒レベルについて伝えました。 実際に2階まで水に浸かった家の写真を見せると、「やばいじゃん!」との声が上がり、真剣に洪水被害の様子を見入っていました。 その後、中学生として避難所でできる支援活動として、避難所生活で役に立つ防災グッズを紹介。 「ダンボールベッド」「ポップアップテント」の組み立て体験を、班で協力しながら作

【避難所】避難所運営ゲームHUGから中学生にできることを考えよう!

2021年7月6日(火)13:40~15:30  新潟市立月潟中学校にて、全校生徒を縦割り班で分け、避難所運営ゲームHUGを体験しました。 災害時、月潟中学校も避難所になることを知り、避難所の写真から実際の避難所の様子や課題等を知りました。 各班で役割(隊長・副隊長・書記・隊員)を決め、避難所運営ゲーム HUG を体験。 HUG の体験を通して、各班で特に対応に悩んだ避難者やトラブル対応を選び、悩んだ内容・その時どのように対応したかを全体で共有しました。 各班で「①避難所の

【避難所】避難所運営ゲーム HUG を通して、避難所の困りごとを考えよう

2021年7月2日(木)8:40~12:30 新潟市立中之口中学校の全校防災教育として、全校生徒127名が地域ごとのグループに分かれ「避難所運営ゲームHUG(ハグ)」を中心とした防災学習を行いました。 まずは事前学習として、ハザードマップから自地域の洪水災害リスクや避難場所を確認。 ハザードマップで自宅付近の浸水深を調べ、近隣の避難場所等を確認。自分や家族の避難行動を考え、グループ内で発表し合いました。 次に、災害時の避難所について学習し、避難所運営ゲームHUGを開始。

【備え】非常用持ち出し品・家の中の防災対策・避難先と避難経路を考えよう!

2021年6月29日(水)13:40~15:30  新潟市立月潟中学校にて、全校生徒を対象に、南区防災教室(非常用持ち出し品・家の中の防災対策・避難先と避難経路を考える活動)を実施。 全校生徒を縦割り班で分け、3つのコーナーを体験しました。 ①非常用持ち出し品を考えよう! ②家の中の防災対策を考えよう! ③避難先と避難経路を考えよう! 非常用持ち出し品を考える活動で、コロナ対策のマスクや、ケガをしても手当ができる救急セットなど、大切な家族を思いながら、みなさん一生懸命活動

【避難訓練の工夫】小・中学校合同避難訓練

2018年9月21日(金) 長岡市立太田小学校・中学校の避難訓練がありました。 まず、避難訓練前に教室の方に見に行くと、素敵なひとコマがありましたので、ご紹介します。 教室にいた女の子が「お手洗いに行こう」とつぶやいた時、そばにいた男の子が「おい、何が起こるかわからないから1人にするのは危ないぞ」「そうだ。おれも今のうちに行ってよう。」というやり取りがあり、みんなでトイレに行く姿がありました。 地震の訓練があると聞いていたからだけでなく、きっと普段から自分のことだけでな

【避難訓練の工夫】避難訓練形式の体験的防災学習

2021年6月16日(水)13:02~15:15 今から57年前の新潟地震が発生した日、新潟市立西川中学校にて、全校生徒を対象に「避難訓練形式の体験的防災学習」を実施しました。 従来の避難訓練とは異なり、先生方は原則生徒へ避難誘導をせず、生徒自らが安全な避難経路を通って、指定の避難場所まで避難する訓練を行いました。 いつも通りのお昼休み、各教室や廊下、体育館で過ごしている中、放送で緊急地震速報を流し、その場で自分の身を守る行動を取るよう指示を出しました。 その場ですぐ頭を