見出し画像

自分の引き出し

怒りっぽいひとは、自分の引き出しが少ない

バナナマン設楽統

引き出しが少ないというのは、経験値による。
いろいろな経験のして乗り越えて、助けてくれる人のありがたみを感じてきた人は、自分ひとりでは何もできないことをわかっていて、感情的になっても意味がないと知っている。
兵法でも感情的になることは、負けを意味する。

主は怒りを以て師を興す可からず。将は慍りを以て戦いを致す可からず。
君主は、一時の感情的な怒りによって戦争を起こしてはならない。将軍は、憤激に任せて戦闘に突入してはならない。

孫子の兵法

経験がたくさんはある人は他人に対して怒らなくなる。
その経験で多様な価値観を学んでいる、という姿勢も大事。
人生経験が長い、年齢が高いからといってそこが成熟しているわけではない。
誰かを幸せにするためには、自分も幸せになる必要がある。
でも自分だけ幸せで他はどうでもいい、という姿勢は結果自分もその影響は来る。
”幸せ”というのは、誰かとの関係性の上で成り立っているのだろう。
自分ひとりだけで考えてしまいがちだが、僕らは生まれてこれまで自分以外の誰かがいない世界に生きたことはない。
常に誰かがそばにいる。
それ自体が幸せなことで、うまくいかせるためには、相手と良い関係を持続させていくこと。
少なくとも怒って感情的にふるまうことは避けたい。
そのためにも、いろいろ接して”自分の引き出し”が少しでも増えていけるように物事に接していきたいと感じます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?