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ゴールデンシャワー

【チェンマイ俳句毎日】2024年3月9日

ゴールデンシャワー咲ふ天使の都

藤の花のように房状に咲く黄色い花、ゴールデンシャワー(和名ナンバンサイカチ)は、タイ語でラーチャプルック(ราชพฤกษ์)といい、タイの国花に定められている。ゴールデンシャワーという名の通り、花の季節はまるで黄金の雨が降り注ぐようにキラキラと咲き誇る。花が咲くのはタイが最も暑い季節、チェンマイでは4月のソンクラーン(タイの旧正月)あたりに満開を迎える。
チェンマイより暑いタイの首都バンコクに来たら、道端のラーチャプルックの花がもう花を咲かせ始めていた。(写真はチェンマイで撮った満開の様子)
ちなみにバンコクはタイ語ではクルンテープと言い、天使の都という意味がある。正式名はタイ人でもなかなか覚えられないほど長い。これは18世紀に国王の座に就いたラーマ 1 世が新しい都への思いへの詩をそのまま正式名称としたためだと言われている。


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