チェンマイの冬
【チェンマイ俳句毎日】2024年1月25日
くつくつと短き冬を煮込みをり
親しくしてもらっている一回り半ほど年上の友人はすこぶる料理が上手い。今度ご飯を食べましょう、と声をかけると、いつもごちそうを作ってくださるので、なんだか申し訳ないと思いつつ、ほくほくと夫婦揃ってお邪魔してしまう。
今年初のご飯食べましょうの声に、「 この間、冷凍庫を開けたらゴロンと足の上に落ちて痛かった牛すじ肉の塊があったわ(笑)食べてもらえるとありがたい」とおっしゃる。
チェンマイは短い冬の真っ只中。日が落ちると一気に寒くなる。友人の家に着いて空を見上げたら、冬の月の光がしみじみとやさしかった。
🍽️メニューより
月沍ゆる牛すじ赤ワイン煮込み
短日のキャロットラペはしんなりと
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