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風邪

【チェンマイ俳句毎日】2024年1月26日
風邪の神歯医者嫌ひにおはしけり

眠い。怠い。頭が痛い。もしかしたら風邪のひきはじめかも。ちょっと横になりたい気分だが、歯医者に予約を入れている。仕方なく片道40分、バイクをのろのろ走らせた。
「先生は急用ができたので、今日はキャンセルさせてください」と受付の女性が真顔で言う。うー、私もキャンセルしたかった。

家に戻ったら鞄の中にあるはずの携帯がない。99%、歯医者に忘れたんだと思う。でも、万が一、帰り道で落としていたら… 
歯医者に戻る片道40分、バイクを運転しながら、まず銀行へ行くべきか、先に警察に紛失届けを出すべきか、無かった場合どうするべきかをうろうろと考えた。
それにしても、携帯電話のない暮らしを考えるとかなり辛い。今日だって、出先でメールの返事をしたり、買い物の支払いをしたり、歯医者の位置をグーグルマップで検索したり。無いと不便だし、心許ないことこの上ない。

風邪ごこち携帯電話置き忘れ

( 歯医者にありました)

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