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片蔭 * チェンマイ俳句毎日

【チェンマイ俳句毎日】2024年9月7日

今日は朝から学生さんたちと市内観光をした。ジンジャイマーケットやチェンマイ最大の市場、現代美術館などを見てまわった。もっといろいろ案内したかったが時間が足りない。

好きな物を見つけて、値段交渉をして、楽しそうに買い物をしている学生さんたちを見て、こちらもうれしくなる。

市場では一部の学生さんたちと一瞬はぐれた。でも携帯電話が使えるので便利。彼らを待っている間、以前取材したことのあるカフェの店主が自転車屋台でミルクティを売っていたので、飲みながら待つことにした。

オレンジ色のミルクティは脳がしびれそうなほど甘い。でも、今日みたいに暑い日には、この甘さが疲れを癒してくれる。

自転車屋台のおじさんは、昔の役人風の格好をしてがんばっていた。コロナで店が続けられなくなり、市場まで売りに来るようになったんだと話しながら、行列している大勢の客を捌く。アイスティやアイスコーヒーを受け取ったお客さんはおじさんと写真を撮って喜んでいて、なんだか昔より盛況のようだった。


片蔭に人待つアイスティ甘し







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