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仕事で疲れすぎて本が読めない……そんな時に癒される絵本3選

ご無沙汰しております、古河なつみです。
仕事のバタバタでnoteの更新が滞ってしまっておりました;;
昨今のベストセラーとなっている『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』の内容を噛み締める日々でございます……。

そんな中でも癒しの読書時間となるのが絵本を眺める時間だったりします。
今回は私が図書館司書だった頃、そして図書館司書を辞めた後に出会えたくすっと笑える癒し系の絵本を三冊ご紹介します。

『水がすきじゃなかったアヒル』スティーブ・スモール著/青山南訳/化学同人

主人公のアヒルはちょっと雨が降るだけでもゆううつになってしまうくらい水がすきじゃなかったのですが、ある日、カエルと出会います。カエルは迷子のようで、水辺をあちこち進みながらもアヒルはカエルをお家に送り届けてあげるのですが……といった内容のおはなしです。
イラストのタッチが独特で気になって手に取ったのですが、なんとディズニーのイラストレーターさんが手がけた絵本だそうです。
ほのぼのとした友情の物語と「水が嫌い」じゃなくて「水が好きじゃない」という言い方の優しさが素敵だなぁと思った作品でした。
Amazonの販売ページを下までスクロールするとかなり詳しく挿絵と共に内容が紹介されているので気になった方は参考にしてみてくださいね


『ちょっとだけまいご』クリス・ホートン作/木坂涼訳/BL出版

図書館司書の友人と話した時に聞いたのですが、この『ちょっとだけまいご』は廃れる事のない児童向け絵本の定番(司書界隈では「基礎図書」という言い方をします)になりつつあるようです。
クリス・ホートンさんの絵本は日本でたくさん紹介されており、他にも『しーっ!ひみつのさくせん』などもふふっと笑えておすすめなのですが、やはりこの『ちょっとだけまいご』の子フクロウのとぼけた愛らしさはずば抜けて癒されるのでご紹介します。このフクロウが巣から落ちてしまって迷子になるのですが……安心感のある「まいご」の絵本となっています。

『いぬがほしいの!』ジョン・エイジー著/池本尚美訳/潮出版社

表紙に登場しているいぬを飼いたいと思っている女の子が動物センターを訪れ、職員の男性に「いぬがほしいの」と話すのですが、連れて来られる動物は全然「いぬ」じゃない動物ばかり! しかも最終的に彼女が引き取ったのは……? といった内容の、コミカルなナンセンス(?)絵本です。そんな馬鹿な……!という動物が次々に現れ、しかもオチとして出てきたのも全く想像のつかない動物だったので、ついつい笑ってしまいました。
作者のジョン・エイジーさんが同じく手掛けた『うちゅうじんはいない!?』も終始「後ろ!後ろに……!」とツッコミ必須の笑える絵本になっているので併せてオススメです。

今回の紹介は以上です。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
それでは、またの夜に。

古河なつみ

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