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自分の中に眠る自分を知る▶︎Start-upログ⑮

アラフォー、バツイチ、頼りないドイツ語のままベルリン在住11年目。
服飾/舞台衣装デザイナー。コロナの都市封鎖により全劇場閉鎖=全仕事が吹っ飛んだことを機に、改めて仕事と向き合うことに。そこでの気付きを元に方向性をまるっと変え、一念発起で新事業を立ち上げる!と、いう。
このブログは、そんな彼女の新たなる挑戦ドキュメンタリーである。


身近に起業した人がいないので、手始めに思いつくことを片っ端から実践してみました。今日は、その日々の中で見つけたことについて書いてみます。

基本わたしは自分の目で見て、自分の心を通して感じないと信用しない人間なので、わからないことや新しいことに挑戦するときは、先ずは自分で試してみる。やってみる。その中で違和感があれば、別の道を探せば良いし、そのアイデアは、選択肢から消えるので、確実に成功に近づいている。

時間もそれなりに掛かるし、基盤作りは、全てが水面下の行動。
チームメイト募集中なので、時々孤独に襲われるし、不安にもなる。
それを払拭すべく&自分のアイデアが、どこまで人を巻き込んでいけるものなのかが知りたくて、先ずは、わたしのアイデア(障害のある人たちに重点を置いた洋服販売)を形にしてくれそうな服飾ブランドの扉を叩いてみました。

言ってもまだ10社にも満たない営業だけれど、評判は上々。
本当に、すごく良かった。ウルっとくる程。エゴの蠢く服飾業界に、心優しい同志たちがいることがわかって、「わたしの思いは間違っていない。」
そんな風に背中を押してもらいました。人は鏡だと信じているわたしは、温かい人たちのお陰で、自分も温かい人間なんだな。と認めてあげることができたのです。有難い。

次に心に浮かんだことは、、、
協力ブランドはきっとたくさんある。そして、経験を元に、彼らを説得するだけの力も知識も自分には備わっている。このアイデアは必ず形にできる。そう確信したところで、一旦営業はストップ。次は、共同 - 創設者 co-founder探し&投資家探しに的を絞り、本格的に企業としての基盤作りに移ることにしたのです。

起業家たちが集まる会合に参加してみたり、ピッチ(短いプレゼン)のワークショップ、はたまた実際のプレゼンに出向いてみたり。
特にピタッとくる出会いは、無く。。。
ご縁なので、そのうちきっと出会える。そう信じているので、次の手を探している時に出会ったオンラインマッチング。
今回新たに参加したのは、Founderioというドイツの会社が作った起業家と投資家を結ぶプラットフォーム。ヨーロッパで一番大きいプラットフォームなんだそうな。

参考までに。 https://www.founderio.com/entrepreneur/3418864

既に、企業ビジョンも固まっていて、プレゼン資料も完成しているけれど、
このプラットフォーム上では、ベラベラ喋る(書く)ことは、許されず。
150文字以内で、説明せよ。とか。
一番伝えたいことを削ぎ落とすことなく簡素化し、更に知らない人を文章だけで惹きつける。これがまたなかなか難しく、かなりの時間を要しました。
でも、この期間のお陰で、自分の立ち位置や目指す場所などが、更にハッキリとし、これからは更に自信を持って営業出来そうな気がしています。

日常生活の中でも、一段上から自分の行動やアイデアを見る訓練ができ、言いたいことを誰が聞いてもわかるように簡単に説明できるようになってきているので、結果的にとても良いトレーニングになっていると思います。(代わりに、要点のよくわからない話を聞くことが苦手になってきていて。。自分の物差しだけで判断せず、人に優しくありたい今日この頃です。笑)

どんな反応が返ってくるのか?
そもそも誰か反応してくれるのか?

またご報告します。 :)

ワクワクがワクワクを呼んで、パワーアップワクワクが世界を優しく包んでくれていますように。






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