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開店まであと11日

朝イチで本の整理と事務的な作業をこなす。
僕は昔から整理整頓と事務的な作業が壊滅的に駄目で、働きだしてからは給料をいただいているという責任感と社会性を保つためになんとか取り繕っている。

スケジュールの管理もあまり得意ではないので、枡野書店の今後の催しを再確認。
4月21日に開催されるパン祭り(今回は既に完売してしまったらしいが、定期的に開催されるそうなので気になる方はぜひ)の宣伝ポスターを改めて確認すると、

第2回目は参加してみたい。


ん?

枡野さんの好きな食べ物が抹茶味以外のババロアという事実を知る。
やってしまった、
先日京都のお土産でお渡しした八つ橋は、「濃い抹茶and抹茶あん」という抹茶の根源のような和菓子ではないか。

もしかすると、抹茶自体が苦手なのではなくババロアに関しては抹茶味が苦手なのかもしれないという一縷の望みにかけて枡野書店を後にする。

18時、立川志らくさんの出版記念イベント見学のため高円寺のパンディットへ。
志らくさんと水道橋博士と九龍ジョーさんの怒涛のトークにあっという間に2時間半が経過。
イベント終了後、志らくさんの著書「師匠」を購入、サインをいただく。

お弟子さんが何人もいらっしゃったけれど、皆さん私服で観にこられていたので、着物姿なのは会場で僕と志らくさんだけだった。
なんだか弟子入りした気分だった。

志らくさんの著書「師匠」は未読だが、博士が「絶対に読んだ方がいい!」と何度もおっしゃっていたので今回購入できて満足。
ぜひ古本興業でも仕入れさせていただきたい。

僕には師匠がいないので徒弟制度の厳しさやそこに内包される温かさは分からないけれど、今回のイベントで志らくさんにとっての「談志」師匠、博士にとっての「たけし」さんは絶対的で揺るがない道しるべとなってくれる存在だと考えさせられた。

メンターと呼ばれる心の師にしている方は何名かいるが、本当の師匠の元に弟子入りする日は来るのだろうか。
迷いながら手探りで進んでいくのも、何が起きるか分からなくてそれはそれで良いとも思う。
なんにせよ、僕はまだまだ道の途中なのだから。




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