それでも地球は廻っている話。
諸事情により仕事をお休みしてます。
こういう時に感じることは「私を置き去りにしてどんどん会社は進んで行くんじゃないか」という焦りです。
何か会社という生き物が日々どんどん成長していくのだけれど、自分だけがそのスピードに乗れず、置いてけぼりを食らっているような感覚です。
もちろん冷静に考えたらそんなことは無いというのは分かります。
会社の中で私が過ごす一日だとか二日だとかなんてものに大した変化は無いです。社内で私と同じような業務に就いている人はそう多くはなく、競争意識というものは無いです。むしろチーム体制を敷いているので、個々人が進めるべき仕事はあれども、チームとして対処すべき問題はお互いにカバーして解決に向けて動きます。
また、日々の業務もそこまで急迫したスケジュールを強いられているわけでもないので、それなりに余裕を持って仕事を進めることができています。ですから数日休んだところで火の車になるような計画にはなっていません。
それでもなお、焦りは、あるんですよね。
たかだか私一人が何日か休んだところで特段業務に支障は無い。しかし他方で、だったら私がそこ(その組織)で果たす役割って何なんだろう。と、そんなことを考えてしまいます。
「自分が居なきゃ、この業務( or チーム or 部署 or 会社)は回らないから」
なんて驕るつもりはないですし、そうなりたいとも一切思いません。
なのに、実際そういう場面を目の当たりにすると、つまり、自分なんて居なくても組織は問題なく運営されている様子を確認すると、自分が背負っていた(と思っていた)使命感だとか責任感だとかが如何に空虚で実体の無いものか、まざまざと見せつけられると、何だか安心する反面虚しさまで感じてしまいます。
ああ、そっか、別に自分が居なくても何の問題も無く全ての物事が進むんだ。それでも地球は廻っているんだ。と。
それなら、そこで感じた安堵や物寂しさを受け止めるだけで終わらせないで、そこで次に何が出来るんでしょう。
その答えの一つが、集中すること、なのかもしれないなと思いつきました。
今年もそろそろ終盤戦に差し掛かってきましたけど、ここで今一度、私の今年の抱負「やらない」を思い出す時だと思ったのです。
https://note.com/furokun/n/nc5dce9af32bc
やらない。つまり、余計なことは考えない。
・今は休んでいるんだから、仕事がどうとか考えない。
・自分が居なくても仕事は大丈夫だとかも考えない。
・逆に、今は休んでいるのに、休まないでどうする。
・休むことに集中することが、今すべきことです。
極端な話、地球が廻ろうが消滅しようが、私は今こうして休む。身体を休める。それだけでもう十分なんじゃないかと思うわけです。
仕事を休んでいるんだから、それを無視して仕事のことを考えていたら、休んだ自分やこの時間にも失礼だと思うんですよね。
そう考えると、何だか堂々と休んでいいような気がしていた!地球が滅びても会社が潰れても、今日は有休をとっているわけだから休むべきだよね!なんて。
ちなみに、今仕事を休んでいる理由は後ほどまた詳しく書こうと思いますけど、ずばりコロナになってくたばったためです。いやぁ参った。解熱剤飲んだけれど、まだ結構辛い。みなさんもお気を付けください。おしまい。