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コロナ感染以降の体調の記録と、後遺症(咳や喉の痛み)の治療薬として試したものの話。

記事でも書いたけれど、2月の末にコロナ陽性になった。

で、自宅療養中はもちろん辛かったのだけれど、療養期間が明けてからも地味にきつかった。何がきついかというと、主に、呼吸器系の患いだ。療養期間中はほとんど出ていなかったのに、療養期間が明けた頃から、息苦しいくらいの咳が出るようになった。また、喉の痛みも酷くて、かなりしんどいといった感じだった。

ちなみに、今はもうだいぶマシになっている。発症から約1か月間、実はコツコツと体調を書き溜めてきた。キリがいいのでそろそろこの辺で止めて、記事にしようと思った次第。

体調の変化について

発症から時系列です。特に症状が酷いものは太字で記載。

2/23(水)ー 発症日
【体温】38度
【症状】熱、倦怠感酷い
【備考】高熱。休みだったので一日中寝ている。

2/24(木)ー 発症から1日経過
【体温】40度
【症状】熱、倦怠感酷い
【備考】高熱すぎて辛い。PCR検査受ける。会社は休む。

2/25(金)ー 発症から2日経過
【体温】37度
【症状】熱、倦怠感酷い、頭痛酷い、咳少し
【備考】陽性判定。会社休む。

2/26(土)ー 発症から3日経過
【体温】38度
【症状】熱、倦怠感酷い、頭痛酷い
【備考】全身だるくて動けない。熱は出たり収まったり。

2/27(日)ー 発症から4日経過
【体温】36度
【症状】熱は下がった、倦怠感酷い、頭痛酷い
【備考】全身だるい。起きるのが億劫。

2/28(月)ー 発症から5日経過
【体温】36度
【症状】倦怠感酷い、頭痛酷い
【備考】会社休む。寝ていたい。少し体が火照ったりする。

3/1(火)ー 発症から6日経過
【体温】36度
【症状】倦怠感酷い、頭痛酷い
【備考】仕事復帰する。が、日中ずっとだるい。

3/2(水)ー 発症から7日経過
【体温】36度
【症状】倦怠感酷い、頭痛酷い、咳少し
【備考】だるい。朝起きにくい。頭痛。日中ボーッとする。

3/3(木)ー 発症から8日経過
【体温】36度
【症状】倦怠感酷い、頭痛酷い、咳少し
【備考】熱は無いが体が火照る。だるい。朝起きにくい。

3/4(金)ー 発症から9日経過
【体温】36度
【症状】倦怠感酷い、頭痛酷い、咳少し
【備考】ボーッとする。だるい。朝起きるの辛い。頭痛。

3/5(土)ー 発症から10日経過(療養解除日)
【体温】35度
【症状】倦怠感減ってきた、頭痛酷い、咳少し
【備考】できれば横になっていたい。

3/6(日)ー 発症後11日
【体温】36度
【症状】倦怠感少し、頭痛酷い、咳少し
【備考】自宅療養は解除したが、だるさあり。できれば横になっていたい。

3/7(月)ー 発症後12日
【体温】36度
【症状】倦怠感ややある、頭痛少し、咳酷い
【備考】ここに来て咳が酷くなる。むせ返る。ぼーっとする。

3/8(火)ー 発症後13日
【体温】36度
【症状】倦怠感少し、頭痛少し、咳酷い
【備考】咳が酷すぎて夜眠れない。日中眠い。

3/9(水)ー 発症後14日
【体温】36度
【症状】倦怠感ややある、頭痛少し、咳酷い
【備考】咳止めの漢方(清風散)服用。眠れたが、朝と夜の咳が酷い。

3/10(木)ー 発症後15日
【体温】35度
【症状】倦怠感減ってきた、頭痛も無い、咳酷い
【備考】朝と夜の咳が酷い。市販の咳止め薬(コデインリン酸)服用。

3/11(金)ー 発症後16日
【体温】35度
【症状】倦怠感無い、咳ほぼ無い、喉に違和感
【備考】薬の効果か、咳はほぼ無くなった。喉が若干つかえる。

3/12(土)ー 発症後17日
【体温】36度
【症状】倦怠感・咳無い、喉めっちゃ違和感
【備考】咳は無いが、喉が変。痛みはないが、飲み込みにくい。

3/13(日)ー 発症後18日
【体温】35度
【症状】咳ほぼ無い、喉に違和感
【備考】トラネキサム酸飲んだら喉の違和感は治ってきた。

3/14(月)ー 発症後19日
【体温】36度
【症状】咳少し復活、喉は違和感無くなった
【備考】明け方に咳が出たが、市販薬飲んだら幾分かマシ。

3/15(火)ー 発症後20日
【体温】36度
【症状】咳少し
【備考】日中は平気だったが、夜は若干むせる咳が出始めた。市販薬服用(メジコン)。

3/16(水)ー 発症後21日
【体温】36度
【症状】咳少し
【備考】明け方少し咳が出たが、龍角散とハチミツ摂取。日中は安定。

3/17(木)ー 発症後22日
【体温】36度
【症状】咳少し、喉痛い
【備考】咳止めトローチ服用してみた。のどぬーるスプレーも使った。

3/18(金)ー 発症後23日
【体温】36度
【症状】喉痛い
【備考】トラネキサム酸服用。プロポリスも。

3/19(土)ー 発症後24日
【体温】35度
【症状】喉痛い、咳少し
【備考】イソジン、龍角散、プロポリス。

3/20(日)ー 発症後25日
【体温】36度
【症状】喉少し痛い
【備考】龍角散とイソジンたびたび使ったら少しマシ。

3/21(月)ー 発症後26日
【体温】36度
【症状】喉の痛みほぼ無い、咳ほぼ無い
【備考】咳は出ないが、胸が詰まる感じ。龍角散、イソジン、蜂蜜。

3/22(火)ー 発症後27日
【体温】36度
【症状】喉はたまに痛い、咳はほぼ無い
【備考】咳は夜寝る前に少しあったが、龍角散とイソジンでおさえた。

3/23(水)ー 発症後28日
【体温】35度
【症状】喉はものすごくたまに痛い、咳無い
【備考】プロポリス、龍角散、イソジン服用。

3/24(木)ー 発症後29日
【体温】35度
【症状】喉はたまに痛い、咳無い
【備考】午後ちょっと喉痛い。イソジン、龍角散。

3/25(金)ー 発症後30日
【体温】35度
【症状】喉はたまに痛い、咳無い
【備考】イソジン、龍角散で和らげる。

こう見ると、発症してから10日(療養期間)くらいまでは、熱、倦怠感、頭痛が酷かった。療養期間が明けてから10日間ほどは、咳と喉の痛みが特に酷かった。それ以降も若干喉の痛みはあるが、現在、なんとか平常時に戻りつつある感じだ。

咳、喉の痛みがあるときに試したもの

今回ここまで「酷い咳」というのは、普通の風邪ではあまり経験がしたことが無かった。そのため、せっかくなので色々な観点から、治療薬(治療法)を試してみた。以下まとめ。

なお、効果はあくまで個人的な域を出ませんのであしからず。また、私は医療・医学的な知識を持っていないため、誤り等ありましたらごめんなさい。

▼漢方(清風散)
【用途】咳、その他諸症状
 顆粒のもので、生薬が色々含まれているらしい。咳だけではなくて風邪の諸症状に効くと書いてあった。結構高い。1箱で約¥1,500。食前に服用。オブラートなどに包まずそのまま粉を舐めてしまうとめちゃくちゃ苦かった。小児でも服用できるみたい。中程度の咳(繰り返してきてむせ返る感じ)には効いた感じがした。あんまり重い咳には効かない気がした。

▼コデインリン酸(アネトン)
【用途】咳
 私は錠剤タイプのものを買った。食後に服用。かなり重めの咳(苦しくてどうしようもない感じ)が出た時に服用したら、めちゃくちゃ効いた気がした。ただ、副作用っぽいものとしては、飲んだらかなり身体が怠くなって眠くなる。注意書きにも書いてあるが、これを飲んだらクルマの運転はNG。あまりにも効くが、調べるとどうやら麻薬性鎮咳成分を含むようで依存すると怖いので、飲みすぎないようにした。咳が止まらなくてあまりに辛い時にだけ、寝る前に服用するようにした。

▼メジコン
【用途】咳
 これも錠剤。ただ、こちらは非麻薬性鎮咳成分らしいので服用してみた。結構値段は高い。個人的には、あんまり効果は出なかったように思う。

▼トラネキサム酸(ぺラック)
【用途】喉の痛み
 これは以前から服用していた。今回の喉の痛みにも効いた感じはする。ただ、慣れて効かなくなってしまうのが怖いので、あまりに痛みが強い場合にしか服用しないようにしている。

▼うがい薬(イソジン)
【用途】喉の痛み、咳も?
 なんとなく喉が痛むようになってから、暇さえあればこのうがい薬を使うようにしている。殺菌効果があるのか、だいぶラクになる感じがする。直接、喉にガラガラと液体を触れさせることができるのが良い。気のせいかもしれないが、咳が出る時にもこれを使ったら、マシになったように思う。

▼のどぬーるスプレー
【用途】喉の痛み
 喉が痛すぎて涙が出る感じの時は、これを使った。うがい薬もいいが、これは、「ひりひり、ジンジン痛いなぁ」と思う患部に、本当に直接薬剤をスプレーできるので速効性がある気がした。ただ、やった直後はいいが、若干甘い感じがするので、それが少し不快であんまり使いたくない。

▼生薬(龍角散)
【用途】咳、喉の痛み
 「よく、のど飴であるやつでしょ?」と最初はちょっと半信半疑だった。でも使ってみたらなかなか良かった。粉タイプ。ダイレクトとかいう1袋ずつの小分けになっている飲みきりサイズの顆粒タイプもあるし、そちらも試したが、私は「まさに粉」って感じのタイプの方が気に入った。独特の香りも良い。付属の小さいティースプーンみたいなので山盛りに粉をすくって、一気に喉のほうに放り込む。そんなことしたら一見むちゃくちゃむせそうだけど、そこは気持ちを落ち着けて待っていると口の中で粉が溶けてくる。そうするとスーッと清涼感があって、喉の痛みは薄らぐ感じはする。咳は、重めのものには効かなかったが、「あっ、ちょっとむせそうだな」という時にはかなり効いた気がする。中毒性あるんかな?と思うくらい、何かあると服用している。愛用。安いし、大抵どこのドラッグストアでも売っているのも良い。

▼はちみつ(液体、飴)
【用途】咳、喉の痛み
 昔から、咳の民間療法として浸透していたと聞く。殺菌効果があるとか無いとか。加糖のものじゃなくて純粋はちみつ。今は100%はちみつのキャンディータイプも販売されているし、スプーンに液体はちみつを垂らして舐めるのも良い。しかし私は、ちょっとお行儀が悪いのを覚悟で、容器を上に持ち上げてそれを逆さまの状態にして、タラーッと垂れてくるはちみつを、下で口を開けて待ち受けるスタイルで舐めてました。舐めるというか上から垂れてくるはちみつをそのまま食べる。汚くてすみません(でも、口は直接つけてないし、子供にはマネしてほしくないのでこっそり一人でやっていた)。効果のほどは、重めの咳には効かない気がしたが、少しの軽めの咳であれば効いたように思う。そして喉の痛みにも多少効いた気がする。何より甘くて美味しい。大好きなんだよな。食べすぎ注意。

▼プロポリス(飴)
【用途】咳、喉の痛み
 はちみつが良いなら、さらに強そうなの行ってみよう、ということで薬局で買ってみた。舐めたらまぁ苦い。しかも匂いが結構独特。申し訳ないけど、不味い。けれど、2粒目以降はそこまで味は気にならなくなってきた。効果は、舐めていると舌がピリピリする感じがある。喉の痛みや咳にも効いている気がした。ただ、キャンディーなので、私はカロリーが気になってそこまで常用はできない。でも、口腔内が乾燥してて、なおかつ、何だか違和感があるなぁ、という時には、良い気がする。

試したものはざっとこんな感じだ。

なお、繰り返しになるが、人によって全く効果が異なることもあるため、一概に信用しすぎず「こんなケースもあるんだ」程度にとどめておいていただけると幸い。

コロナ感染後の変化

上にも書いたが、感染したばかりの頃は動くのもしんどい状況だった。それまでは日常的に筋トレもしていたのだが、熱と倦怠感で全く動くことができなくなった。汚い話、お風呂に入る気力もわかない。数日に一回、がんばって力を振り絞ってシャワー浴びていた。あとはずっと横になって寝るだけ。その状態が約10日間続き、ようやく動けるようになってから筋トレを再開したら、まぁ疲れる疲れる。以前は全然平気だった動きも、ちょっとしたことで息が切れるくらい辛くなった。

ちなみに、幸か不幸か、くたばっていた期間ほとんどご飯も食べられない(食欲が無いわけではなかったが、なんとなく美味しく感じなくて食べられなかった)状態だったので、体重は一気に2kgほど落ちた。筋トレを日々頑張ってもなかなか体重が減らなかったのに、この10日間ほどで軽々と減量したのは微妙な気持ちになった。

後遺症と言っていいのか分からないが、明らかに、体調面で感染前とは違うと感じる。喉がこんなにも地味に痛い状態が続くことは、今まで無かった。咳も、ゴホゴホと止まらないということにはならなくなったが、何かの拍子にむせてしまって苦しくなることもある。

コロナ陽性と言っても、結局は軽症者は自宅で大人しくおさまるまで待つしかない。特効薬は無いようだ。対症療法的にうまく付き合っていくしかないのかなぁと思っている。幸い、今はなんとか症状が落ち着いてきたが、これからも油断はできない。健康がいかに大事で貴重なものか・・。

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