変なマイルールを少しずつ壊してみる話。
恐らく誰にも伝わらないであろう話をしますね。
たとえばこういうテキストがあったとします。
この本文については今回は関係なくて、たとえばこの中の「ベイズの定理」というワードが重要だとしてそれを覚えるために何かマークを付けるとします。そもそもこれが紙とかのテキストで、ペンとかを使って。
すると、
こういうふうに囲んだりするわけです。
ですが、私は、このきちんと囲まれていない空いた箇所がどうにも気になってしまうんです。
ですから、こうなっていないと何だか気持ちが悪いのです。
よく見ていただかないと違いが分からないと思うんですけど。
自分の中に、そういう個人的なよく分からないルールがあるんだと思うんです。
かなり脱線しますけど、その暗黙のルールができた背景を探ってみても面白いかもしれないですけどね。
恐らくですが、こんな感じなのかなと想像します。
私は幼い頃、よく「ペイント(Microsoft Paint)」という Windows 標準のソフトで遊んでいたんですよね。今もありますよね。で、そのペイントの中で「塗りつぶし」という機能があるんですけど、それを使うと、色が同じ箇所は全て同じ色に塗られてしまうんですよ。多分その恐怖があるのかもしれません。
何言ってるかよくわからないと思いますが、こういうことです。
ちょっと黄色で塗りつぶししてみます。
これが頭の中の理想なのです。
ですが、もし赤できちんと囲んでいないとどうなるか。
本当は「ベイズの定理」という言葉を囲んだ部分だけ黄色にしたかったのにもかかわらず、塗りつぶしをすると全部が黄色になってしまうわけです。
分かる人居ますかね。分からなくて全然構わないんですけど、私はこの感じが実に受け入れにくくて、これに対して違和感と言うか、「ああぁ・・」という気持ちになってしまうのです。
そこから派生して「きちんと囲まないと違う色で塗りつぶされちゃう・・」みたいな強迫観念があると思うんですよね。線で囲むことで一つの概念を独立させる。つまり境界線を引くわけですけど、きちんと囲まれていないために穴が存在する。境界として成立しないため、その概念の存在も危うくなってしまうような。自分で書いていてよく分かんないですね。
別に日常で「塗りつぶし」なんてしないので関係無いはずなんですけど、心のどこかでそういった怖さを抱いているのではないかと思うのです。
豪快に脱線しました。
で、今回言いたいのは、そういう私の変な自分ルールを分かってほしいわけではなくて、もっと言えばそれを正当化するつもりもないのです。
むしろ「こんなルールなんて無くてもいいじゃん」という結論を導き出したいと思っているのです。
要は、気にしすぎているだけだろう、と。
そんなのに固執しなくても、きっと問題なく生きていけるよ、と。
頭では分かっているはずです。線できちんと囲もうが囲むまいが、現実世界に何の影響もないこと。それは、自分自身にとっても何の支障も生じないということ。
でも、気付くときっとやってしまう。そのほうが気持ちが良いから。だから、「そんなルールを守らなくても大丈夫」と自分自身に対してそれを証明していきたいと考えているんです。
とにかく、こういう変なルール、私は結構多いような気がするのです。これを一つ一つ壊していくことで、もっと生きやすくしてあげたいなと思うわけです。
というかむしろ、これらの暗黙のルールにとらわれ続けることで、何だかこの先の人生が非常に生きづらくなるような気がしています。自分ルールを壊すのってちょっと怖いことでもあるのですが、未来の自分を守るためにそれは必要な行為なんじゃないかなと思ったんですよね。
ほーらやっぱり誰にも伝わらない話でしたね。というか自分の心の闇をただたださらすだけの記事になってしまいました。失礼いたしました。おわり。
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