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映画 | パンズ・ラビリンス

今日は一応、休みなので朝からジョグへ行ってきて、その後はアマプラで「パンズ・ラビリンス」を観ていました。

現実世界とファンタジーをこのように融合してしまう腕前、流石デルトロ監督です。異形の者たち、姿は怖いけど皆、やさしいなぁ。

怖いのは人、人です。
本作でもシェイプ・オブ・ウォーターのストリックランドみたいな人が登場(本作のほうが昔の作品なので逆、ですね)、デルトロ監督はこのような男性像を描くの上手です。本作で登場するピダル大尉は観ているうちにどんどん、どんどん嫌いになっていきます!

主人公の本好きな女の子、オフェリアは可愛らしい~。とっても良きお姉ちゃん(弟がいるので)。あとメルセデスというお手伝いさんの女性は勇敢で優しくて、とても素敵な方でした。


映像に関する技術、よくわかっていないけど、本作で登場する異形の者たちや石像とか、どれも非常に凝っているし、動きや表情など違和感がなくて今から10年以上も前の作品だとはとても思えないクオリティで、監督や関わったスタッフさんたちの熱意やこだわりを感じずにはいられません。守護神パンがあんなに違和感がないのはダグ・ジョーンズさんが演じてたからなのでしょうね。

ストーリーは本当に素晴らしい、選択がまた秀逸だと思う。観る人によって評価や感想が分かれるのはわかるなー。私はラスト、切なく悲しい想いも感じましたがハッピーエンドだったと思います。すっごい、好きな作品。

デルトロ監督の作品、何作か観ていますが、いつも期待を裏切らない、どれもこれも素晴らしい作品なのです。デルトロ監督、好きー。

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