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怪奇・幻想・SF、かな※ネタバレあり

こんにちは。

今日はジョギングしたあと、ゆっくり読書を楽しんでいました。

「異次元を覗く家(原題:The House on the Borderland )」やっと読み終えました。どんな内容だったかと言いますと、怪奇・幻想・SF、かな。何とも説明しづらい、作品でした。

ここからはネタバレありなので、ご注意ください。


ストーリーは大雑把に綴らせていただくとこんな感じです。

・得体のしれない家に住む老人たち(大男の老人、妹の老婆、愛犬)
・家の近隣にある窖(ピット)から獣人が出現、襲われる
・獣人を撃退、出現したピットを探検しに出かけるも雨により水没

・どうして得体のしれない家に住み続けるか、"彼女"に会えなくなるから
・急にスケールが宇宙規模に
・天空の球、異次元で"彼女"と再会、一瞬楽園
・彼女と分かたれてしまい、寂寥感が凄いことに

・いつのまにか家に戻ってくる
・得体のしれない病気に罹る
・恐怖…、手記はここで終わる


前半、得体のしれいない獣人が出現して彼らとの闘いに明け暮れるのかなと思っていたら、異次元の存在を匂わせます。ところが急転直下、主人公の老人の体感時間が急激に早まっていったと思ったら、精神的な存在となってしまって時空と宇宙規模の壮大な話しになっていきます。地球も太陽も終末を迎えてしまうレベルの時間軸、なので壮大っ!

尚、途中に"彼女"との甘いひとときと、そのあとの分かたれることとなってしまうので老人の寂しさは半端ないです。

手記のところどころは廃墟にあった、という理由から判読できなかったりページがないという点がまた秀逸。得体のしれない"家"の存在や、獣人たちがどうして現れたのか、"彼女"はどんな存在だったのか、謎が多くて、読者は色んな情報がないからモヤモヤとして想像を膨らませるしかありません。

手記の著者である老人は得体のしれない病気に罹って恐怖に震える記述を最後に手記が終わるという…。


わたしが好きなポイントは"彼女"とのお話しなのですが、"すっごく"ページ数は少なくてこれがまた、切なくて、寂寥感に苛まれて、辛いのが、もういい感じ~(>_<)。

読んでいて不思議な体験をさせてくれる、そんな作品です。

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