見出し画像

映画 | アフター・ヤン

昨晩は「アフター・ヤン」を観ていました。映画館で観ればよかったなぁ、観たかったなぁっと、後悔しているところ…。本作を公開していた時期、大変多忙で時間を作れなくて…。もう、ため息しかでない…。

まず、映像からやわらかい、あたたかく感じられまして、みていて心地よいです。最初のほうの、ダンス・バトルのシーンはぱっ、ぱっ、ぱっと色んな家族に切り替わり、ジェイク一家のダンスでジェイク(コリン・ファレルさん)微妙にずれているところなどは可笑しくて。もっと静かな雰囲気で進んでいくのかなと想像していたので。ダンス・バトル以外は想像通りゆったりと穏やかに進んでいきます。

アンドロイドであるヤン、始まって早々壊れて動かなくなってしまいます。人と何ら外見が変わらないヤンが動かない姿は思っていたよりもショッキングでした。

ただただ、優しいだけではないです。
穏健な、因習などに囚われることのない世界なのかと思いきや、ジェイクは人間至上主義でクローン、アンドロイドに対して嫌っていたり、どこか上から目線であったりという描写があり、色んなことを考えさせられます。ジェイクだけではなくて、ジェイクの養女であるミカの級友などもそうなのだろうと想像させられる出来事などもあります。

ヤンはー…とてもやさしくて、人を愛する感情があり、ミカことを自身の妹としてとても大切に愛おしく想っていることがわかります。ヤンと、ヤンに関わるクローンの人々もそう。人と何ら変わらない、それを少しづつジェイクが知って人、クローン、アンドロイド…それぞれの区別が少しづつ曖昧になっていくことに戸惑いつつ、隔たりは何もないことに気づかされる姿は

"あぁ、わたしはどうかな…"っと。


この記事が参加している募集

休日のすごし方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?