映画 | バットマン※ティム・バートン監督
バットマン
バットマン・リターンズ
バットマン・フォーエバー
ここ数日で…ティム・バートン版バットマン・シリーズを観ていました。
<バットマン>
マイケル・キートンさん演じるブルース、わたくしには違和感がありまして…何かなぁ、何が引っかかっているのか自身でよく理解できていないけど、見た目、性格、それからその行動がいちいち納得いかなくて。とにかく何かが気に入りません。何かな…。
ジャック・ニコルソンさん演じるジョーカーは…もう色んな所が腹立たしく、イライラし、大嫌い(笑)。あのニヤニヤ笑顔はもうっっ…ものすごく腹が立ちまして、よかったです。凄い、本当凄い、怪演。
世界観は好き、映像は好きだなー。イラストと実写、ない交ぜとなっている映像はどんよりと…闇、異端・異形、あちらこちらに映り込む巨大でいびつな異形の者たちのオブジェ。受け入れがたいけど、こう…寂しくもあるし心虚しくもあるし、触れたくないけどほっとけないような感じがします。
<バットマン・リターンズ>
本作はペンギン、ペンギン🐧。
とにかくペンギンですね、ダニー・デヴィートさん演じるペンギン…。ヴィラン、なのですが、その出生直後に両親から受けた仕打ちがもう悲しい、寂しい、どうしてなんだ!っと…。オープニングから心やられてしまいます。ペンギンが求めていること、願いはとてもささやかな願い事なのに。叶わない、一瞬!叶うかもって期待しちゃいますが…ゴッサムの名士マックスとか、ブルースとか、ペンギンもですけどそれぞれの執着で"ごそっと"夢は崩れる、崩されるので、どんよりです。
キャットウーマン、妖艶。
ミシェル・ファイファーさん演じるキャットウーマンは本当、猫ちゃんでわたくしにはとんと!その内面を理解できなくて、美しく妖艶なのですけど、さっぱり興味は湧かなくて、バットマンとキャットウーマンそれぞれ魅力、一目ぼれしているところなども謎でした。
<バットマン・フォーエバー>
世界観が!前二作からガラッと変わってしまって…その点はすごく残念に感じたのですが面白かったです。ただ世界観が、ダークな雰囲気はごそっとなくなっているのは残念。
ヴァル・キルマーさんのあの整ったご尊顔、暗い、薄暗い印象は感じないものの裕福なブルース、という感じではあります。わたしはヴァル・キルマーさん顔とか佇まいが好き(カッコイイ)なので、"好き"補正がかかってしまっているかも。
ヴィランの印象が強い、アクが強すぎ。トゥー・フェイスはトミー・リー・ジョーンズさんだしリドラーはジム・キャリーさんだし。ヒロイン、チェイス博士はニコール・キッドマンさん、美しいのですが、なんでまた一目惚れなんだ?!というところが納得行かず。
本作のリドラー、印象が"どぎつい"。
強いので他の印象が吹っ飛んでしまいました!
三作品通じてバットマンの印象が薄い、薄~くなるところが気にかかりつつも、相棒ロビンの登場にちょっぴり(おぉっ)となったのと、三作品通じて映像、ギミックなどのこだわりとか、映像技術の向上がわたしのような素人目でも明らかな差異が解るところなど、楽しませていただきました。
今回はティム・バートン監督の作品に触れてみたくて、観てみました。
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