おバカ、エロ、過激※それだけじゃなかった
ちょっとづつー
などと綴っていましたが結局、全部観た!
独創的なオープニング
登場人物たちが不思議なダンスを踊っていたり(面白い)
度々言い放たれる過激な言葉たち
これはセーフ、いやいやアウトでしょ、とか
それはダメだろう、というそれぞれの感性
作中、シーンに合わせて流れてくるロック、観ている私の感情を一気に盛り上げてくれたり
ピースメイカーの生い立ち
どうしてこんな思想、考え方、強いこだわりをもって行動するのか
仲間たちと出逢ってこれまでの考え方、生き方に疑問を感じて、苦悩・葛藤しているところ
おバカ、エロ、過激(刺激的)なところが、ふんわり、のんびりと何も考えずに観て楽しめそうだと思って作品世界に入り込んでみたら、楽しみつつも色んな難題を宿題でいただいてしまった!って感じです。
ふと思ったのですが、テレビなどでやっていたコミカルなドラマ、思い出しまして
それらのドラマ、面白おかしくて、俳優さんたちの個性的な演技やアドリブの応酬とか、盛り上げるために色んなことをしてくれたりするのが、うれしく、何にも考えないで笑って観ていました。
ガン監督の作品、頭も心も空っぽにして笑ってしまうシーン、たくさんありますがそれだけじゃないのですね。
作品を通じて色んなことを伝えてくれていて
ピースメイカーや、その周りの登場人物たちそれぞれの劣等感や、心の奥底に抱いている苦しさ・辛さとか
丁寧に描いてきて、明るいきざしみたいなものを灯してくれているガン監督は偉大な作り手さんだ!
っと、そんな方の作品を観ることができて、よき一日でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?