ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -（2019）

今日は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝」を観ました。

エイミーとテイラーという姉妹の物語、2部構成です。

最初はお姉さんのエイミー（イザベラという名前で登場）。
ヴァイオレットがドール（代筆業に従事する女性のことです）の仕事ではなく、家庭教師としてエイミーの元へ訪れます。

イザベラ、最初は貴族の娘で我儘なお嬢様なのかなぁ、っと思いながら観ていたのですが、深い理由がありました。
後々理由は明らかに。

イザベラが過去の記憶を思い出すシーンが合間にあるのですが、とっても優しい表情をしていて何があったのかが気にかかります。

イザベラ、ヴァイオレットと一緒に過ごすうちにちょっとつづ心を開いていくのですが、観ているわたしも何とも言えない優しい気持ちに（´-`）。

イザベラのお話し、最後のほうでヴァイオレットに手伝ってもらい手紙を綴るのですが、相手を思いやる本当に優しい心のこもった手紙で泣けました。

この手紙をC.H郵便社の配達員ベネディクトが配達してくれます。
ぶっきらぼうだけど、配達員として凄くいい仕事っぷり。めちゃ男らしくかっこいいですっ。

エイミー、ただそう唱えて
魔法のように君が唱える限り
君を幸せにしたいと願ったことは
ずっと消えないんだよ。

後半は妹、テイラーのお話し。
テイラーが凄～くいい子。

明るいし、頑張り屋さんだし、素直っ、とっても健気っ(>_<)ｸｩ...。

ヴァイオレットの計らいでC.H郵便社の見習い配達員として働きます。
ベネディクトと一緒に色んなところへ郵便物を配達して回るのですが、初日は本当に大変で、疲れ切ってしまいます。
身体は慣れない仕事、一日中走り回って大半だったと思うのですが、ベネディクトの仕事ぶりを絶賛。

テイラーはあることから配達員ベネディクトのことと、その仕事を本当に尊敬しているのですが、一緒に仕事をしてみて「やっぱり凄いよっ！！」と、

なんかじゃないよ、郵便配達員が運ぶのは幸せだから

ベネディクト、自分の仕事に誇りを持てた瞬間だと思います。

テイラーは最初、字の読み書きは苦手だったのですが、ヴァイオレットに教えてもらって段々できるように。一通り読み書きできるようになってから、ヴァイオレットからの提案で別れて暮らす姉のエイミー（イザベラ）宛ての手紙を書きます。

書いた手紙をベネディクトと一緒にエイミーへ届けに行くのですが、なぜかテイラー自身で手紙を渡さず、ベネディクトへ託します。

またしてもぶっきらぼうだけど、配達員として今回も凄くいい仕事っぷり。
ベネディクト、全力で配達してるのにそんなこと微塵も感じさせなくて男らしいです。

俺たちが運ぶのは　しあわせ　なんだろ？

この時ベネディクトがテイラーをみる表情がとても優しくてかっこよくて、テイラーの笑顔がまた、いい表情でした。

情愛に満ちた、とてもいいお話し。
心温まるお話しで、本当にありがとうございました。