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映画 | ファイナル アカウント 第三帝国最後の証言※絶句

「ファイナル アカウント 第三帝国最後の証言」を観てきました。

第二次世界大戦時、実際にその時代を生きて、生活してきた、最後の世代と言われる方々へのインタビューを中心に構成されているドキュメンタリー作品です。ルーク・ホランド監督が2008年から取材を始め、実に10年近い年月をかけて数百人の方々へインタビューしたのだそう。

タイトルに「絶句」と記した理由はインタビューされている方々から語られること、態度、思想などに非常に驚いたからです。

  • 直接手は下していない

  • 虐殺を知らなかった

  • ヒトラーを支持する

中には反省、受容したことを悔いている、という主旨のことを話してくれる方もいらっしゃるのですが、ほとんどが自己弁護、言い逃れ、責任転嫁だったのには本当に驚きました。

自分自身が被害者だったら
もしくは加害者だったら

どう感じ、どう行動したのだろうかー
そう考えると、私だったらきっと本作に登場する方々と同じことをしていたであろうことは想像に難くなく、インタビューをみていて憤りを感じつつも、インタビューを受けていた方々を責める気持ちにはなれませんでした。


観終わってしばらく時間が経っているけど、自分のことをみているような気持ちになりまして、心中穏やかではない状態です。

説明は許しではない、恐るべき犯罪の実態を明らかにすることなんだ
ホランド監督のインタビューより


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