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Zoomの危険性を知らない人が多すぎる

「Zoom内の動画映像がCCP(中共)に抜かれている」という警鐘は、既に知っている人は知っている情報ですが、その危険性についてはどうなのでしょうか。

アメリカでは政治家のディープフェイク動画が氾濫していますが、本当に、フェイクかファクトか、常にファクトチェックが求められる異常事態になっています。

海外セキュリティ企業の「CYBLE」は2020年4月、オンラインビデオ会議ツール「Zoom」のアカウント約50万件が、ダークウェブを通じて販売されていたと明らかにしました。流出内容にはIDのほか、メールアドレス・パスワード・ミーティングURL・ホストキーなど。Cyber Scurity.com

抜かれて最も怖いのは「ディープフェイク動画のデータになる映像」です。

既に、声はある程度の情報があればAIで自在に創作できます。日本でも開発済みです。

動画の映像が静止画像より怖いのも同じ理由です。あらゆる角度からのデータがあれば、簡単にディープフェイク動画が作られます。

顔が同じ、声も同じ、IDもメアドも・・・。
ビジネスに悪用されると甚大な被害が生じる恐れもあります。

Google翻訳は、既に、「情報がAIによって抜かれる(断片的ワードでも油断大敵)」という理由で使用禁止にしている企業も実在します。

お馴染みの担当者になりすました得意先や仕入先からの偽発注、偽送金入金や異質のクレームなどによって莫大な損失を受けることもあり得ます。

これからは、ファクトチェックにかなりのコストが強いられる時代になるかもしれません。

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