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確定申告一年目のQ&A

今年も残すことあと3日となりましたね!皆さんはお休みに入られたところでしょうか?

今回は、2021年中フリーランス・複業のお仕事をされた一年目の方に向けて、確定申告のQ&Aと題して、確定申告をする時のわからない!を質問形式でお答えしていきます。

【1】確定申告とは?

確定申告とは、1月1日~12月31日の1年間の所得をとりまとめて、所得にかかる税金を計算し、国(税務署)に納めるべき税額を報告する手続きのこと。
参考:国税庁 所得税等の確定申告とは 

【2】確定申告が必要なのはどんな人?

副業で20万円を超える収入を得た人また、給与を2ヶ所以上から受けて、源泉徴収の対象となる場合に年末調整をされなかった給与の収入金額と、各種の取得が所得金額の合計が20万円以上になる人は、確定申告が必要になります。

フリーランス・個人事業の収入の20万円のライン、年末調整をされなかった給与所得金額の20万円のラインで確定申告が必要か必要でないかが決まるんですね。その他にも確定申告が必要なケースがありますので、詳しくは国税庁の情報をご覧ください。

【3】いつからいつまでの分を申告するの?

毎年1月1日から12月31日までの1年間の分の所得を計算し申告します。

【4】いつ手続きするの?

2021年(令和3年)分の確定申告は、2022年(令和4年)2月16日~3月15日。(※昨年は、新型コロナウィルスの影響により延長されました。 )

【5】どこで手続きするの?

確定申告の期間中、税務署や郵送、オンラインで手続きが可能です。


【6】わからないことはどこで確認すればいい?

確定申告が初めてという方は、
税務署や税理士さん、市町村の役場などの相談窓口に問い合わせたり、確認してもらうこともおすすめです。

どこから何をすればいいかわからないという方は、
確定申告や税金に関する本を読んでみると、全体像が掴みやすくなります。


【7】 スムーズにするためにおすすめなことは?

①領収書をまとめておく
1ヶ月ごとに帳簿付けするのが理想的ですが、それはなかなか難しいという方は月毎にまとめるのがおすすめです。12枚の封筒やファイルなどを用意し、その月に発行した領収書を保管しておきます。月毎に分けておけば、1年分の領収書を分け直す手間も省けます。


②仕事と生活用の銀行口座を分ける
仕事と生活用で銀行口座を分けておくと、明細を見た時にどの取引先からの振り込みなのか見やすく管理しやすいです。個人事業主の場合、何をどこまで経費としてよいものか迷うかと思いますが、自宅を拠点に仕事をしている場合は、実際に使っている面積や時間で按分して、家賃や光熱費を事業の経費とすることもできます。経費の記録は見直しやすいように管理するようにするのがおすすめです。

③クラウド会計ツールを使う
クラウド会計のアプリやソフトならネット環境で作業・管理することができ、修正もしやすく、紙を何枚も印刷する必要もありません。また、領収書をスマホで撮影し、自動仕訳してくれる便利な機能があるものもあります。銀行口座、クレジットカード、Amazonなどのネットショッピングのデータを自動取得することも可能です。

クラウド会計おすすめツールはこちらでもご紹介しています。


以上、今回は確定申告一年目のQ&Aをお届けしました。書類の管理、税金や帳簿付けなど難しいことも多いかと思いますが、便利なツールや相談窓口を活用しながら乗り越えていきましょう!

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#確定申告 #個人事業主 #フリーランス #副業