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フリカツday40 止まったから見えた景色

おはようございます。
記事を書いていたのに消えてしまい、
しばらく落ち込んでいました(笑)
きっと、今一度まっさらな氣持ちで書いていくことで
書き残したいことがもっと出てくると捉え直し、
書いていきたいと想います。

先日のフリカツでは、
自分でお仕事をしている仲間が、
色々なことが重なり一旦止まる選択をした
ということを話してくれました。

どこか会社にお勤めするのではなく、
自分でお仕事を展開していく人にとって、
行動を止める、止まる選択をするって、
数日間でも怖いものだと想うんです。

行動〟と一言で言っても、
その言葉の概念は人それぞれ違う
と想うんです。
何をもって行動とするのか、
何を想って過ごしているか、
お仕事をどう捉えているか、
どんなことをお仕事にしているか・・・
本当に人それぞれに
〝行動〟の定義や意味付けは
変わってくると想うのですが、
そんな、
それぞれにある〝行動〟をやめるって、
一旦だとしてもすごく勇気がいります。

自分が止めている間に、
どんなことがあるのか、何が動くのか、
不安、焦り、もどかしさ、不甲斐なさ。
色々な、俗に言うネガティブな感情が
あふれてくると想うんです。

だけど、
そんなこともとりあえず置いといて、
とにかく〝止まる〟を選択した仲間を
素直にかっこいいなと感じたのが
一番最初の感情でした。


そして、
実際にやってみて氣付いたことを
仲間が話してくれました。

焦りがゼロではなかったけれど、
 案外、何も変わらなかった。

「子どもの成長を感じることができた。
 家族と片手間ではない向き合う時間を
 設けることができた。」

止まったからこそ見えた景色。
止まったからこそ得られた感情や体感

そのときにしか見えない景色、
味わえない体感がある。

「止まるまでは、
 〝怖い〟〝置いて行かれる〟
 〝ついて行けなくなる〟と、
 周りと比較しては、とにかく怖いの
 概念しかなかったものが、
 《案外何も変わらないし、
  止まるからこそ得られるものがある》

 という概念に更新された瞬間だね」
と、ぴろさん(全力応援マインドコーチ:大野ひろこ)
が話してくれました。

《概念の更新》

すてきな言葉だなと感じました。

わたしは、つい自分で勝手に作り上げた
〝固定概念〟に囚われてしまい、
自分で自分を苦しめるという
自作自演を繰り返していました。

だからこそ、
自分と向き合う中で、
学びや氣付きを重ねる中で、
概念をどんどん更新していく。
概念って、固定するものではなく
更新していくもの
だなということを
改めて感じました。

そのために人は経験を重ねる。
その度に人は自分の枠をまた一つ広げられる。
そうやって、成長していく
んだなと
改めて感じました。


話の中で、ピロさんが
「止まりたくても止まれずにいる人、
 止まりたくなくても止まるしかない人に
 なんて声をかけてあげられるかな」
と仲間に問いかけました。

すると仲間は、
『「焦らなくていいよ。
 止まるんじゃない、それも大切な時間」
と人に対しては言えるけれど、
相手は受け止めきれないだろうな…
自分もそうだったしな。』
と話していました。

「だけど、仲間は実際に経験したから、
 止まる怖さも、焦りも、不安も全て、
 体感を伴った発言ができることが強みだし、
 だからこそ伝わるものがあるし、
 それでも受け取るか取らないかは、
 相手が決めること
で自分でどうしようもないこと」
ともピロさんが話してくれました。

本当にそうだなと感じていて、
やはりその人の言葉が染みこんでくるかどうかは、
それに実体験を通したリアルがあるかどうか

なのかなとわたし自身感じることが多いです。

人から聞いたことを伝えるのは、
SNSを徘徊していたらできる。
そうじゃなくて、
その人が経験したからこそ伝わる
熱量、感情があるなと想います。

だからよくピロさんが言う

《人生全てネタ》

なんだな~と仲間の話を聴きながら
感じていました。
渦中の自分が想えるかどうかは置いといて、
この言葉の意味を染みこませておくことで、
渦中に陥ったとき、なにか感情が乱れたとき、
「よし!これ乗り越えたら、
 またネタ一つ増えるぞ!」の
視点があるだけで、自分自身を客観的に
見守れる氣がします。


そして、仲間の話を聴いていて、
わたし自身の産後のことを想い出していました。

当時、わたしは、
働き方を変えたいと想いながらも、
他者から見た《目に見える行動》というものは
何もしていなくて、
とにかく自分と向き合うこと、
自分を自分で満たせるようになること、
自分の想いを感じ取れるようになること
をしていました。

だけど、
自分の氣持ちは置いておいて、
目に見える進歩がほしくて、
ノウハウを知りたがったり、
結果や変化が見えないことに焦りを感じたり。

周りはどんどん加速していて、
SNSも投稿を重ねたり、
氣付きからの学びも深かったり、、、

「わたしは何もできていない」
「わたしは仕事ができないんじゃないか」

と想っていた時期がありました。

そのときに心に残っている言葉が、
《インスタント脳》です。

わたしたちは、なにか疑問を持ったときに、
すぐに調べることができる環境にいて、
自分で考えたり、模索したり、経験したりする時間が
無駄かのように、答えや結果をすぐに
手に入れることが増えてきました。
わたしは、本当にこれでした。

だけど、ふと我に返って、
自分が心引かれる人、心に残る言葉を
考えたときに、
その人自身の経験や言葉の背景を知るからこそ
惹かれている
なというように感じました。

だから、この《インスタント脳》で
手に入れたものや情報、ノウハウでは、
わたしは、誰かに響くもの、伝えられるものは
手にできないとハッとしたことを想い出しました。

そしたら、何もできていない、
止まっているような自分の状況が、
〝止まっているようで、止まってはいない。
 行動の方向性が違うだけ〟

というように捉えることが増えてきました。
(決して毎回ではありません笑)

人から見たら、客観的に見たら
止まっているように見えるかも知れない、
目に見える《行動》と言われるものでは
ないかも知れないけれど、
意識さえしていれば、
外側に向けたものでも、
自分の内側に向けたものでも
自分にとって大切な《行動》になる

と考えられるようになりました。
と言いつつ、焦りを感じなくなったとか、
そんなことはありませんが、
「わたしは、今行動の方向が
 内に向いているんだな。
 内側を整える時間だな。」と
考えを切り替えて、今に集中できることが
少しずつ増えてきたなと感じています。

目に見えることや、
結果が出ることだけが行動ではない。

内側を整えること、
大切なものやことと向き合うことも
大事な行動の一つ。

行動と言う言葉一つにも、
どんな概念を持っておくかで、
目の前の景色や自分の置かれている状況の把握が
全く違うものになっていくなとも、
仲間の話を聴いて氣付くことができました。

改めて、たくさんの氣付きをくれるピロさん、
仲間たちに、そして家族に感謝しています。


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最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。     EMI

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