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鶏モモ肉のトマトの煮込み

カレーもボロネーゼのようなパスタソースもお肉系の煮込みも、ほとんど同じ手順で作っています。恥ずかしながらきちんと料理を学んだことがない上に完全に自己流なので、それが正解かどうかはさておき、今の所は「美味しければいいじゃないの」という強気の姿勢を貫いています。
煮込み料理は、やはり大きなお鍋で多めに作るのが美味しいような気がします。冷蔵後で3、4日は保つので是非ともどっさり作ることをおすすめします。


では、ざっくり作り方です。
●鶏もも肉  お好きな量を一口大に切って 
        塩麹(塩でも可)につけて2時間ほど置いておく    
●玉ねぎ   お好きな量
●人参    玉ねぎと同じくらい、または多め
●セロリ   玉ねぎと同じくらい、または少なめ
●生姜     少々
●ニンニク   少々
●舞茸    1パック以上
●椎茸    舞茸と同じくらい
●しめじ   お好きな量
●オリーブオイル
●塩、胡椒
●ビール缶   1本以上(作る量による)
●トマト    大3個以上(トマト缶でも可)

●人参、牛蒡 等お好みの野菜  具にするので大きめの乱切り

大きめの鍋にオリーブオイル、ニンニク、生姜を入れて弱火で熱し、鶏肉を入れて表面だけ焼き色をつけて、いったん鶏肉を取り出す。玉ねぎ人参セロリ舞茸椎茸しめじをフードプロセッサー等でにみじん切りにして、順番に鍋に投入し、塩、胡椒をしてざっと炒めながら鶏肉を鍋に戻して炒める。
焦げないようにかき混ぜながら(焦げそうならお水を少し)、ある程度火が通ったら缶ビールを。アクを取りつつ、アルコールが飛んだあたりでトマトをザクザク切って鍋に追加。
具となる人参、牛蒡も入れて、アクを取ったら蓋をして最低15分は煮込みましょう。もうちょっと煮込みたいけど具の煮崩れが心配、な場合は中身を取り出して蓋を開けたままソースだけ煮詰めて、あとで具を戻すのもあり。臨機応変にどうぞ。水分が少し飛んでパスタソースにちょうどいいかも、くらいになったら完成。

鶏肉と大きく切った野菜はメインに、残ったソースはさらに野菜を追加して味を整えて、パスタと絡めてもう一品。
細かいことを言うと、みじん切りにした野菜を入れる順番のこだわり等もあるのですが、そこは誤差範囲内だと思うので割愛します。基本的には、お肉系のトマト煮込みはほぼ全てこれの応用で乗り切れるはず。手羽元も、スペアリブも大丈夫です。応用編として、お肉を挽肉にすればミートソースに。

野菜のみじん切りなんてやってられるか、という時には100%野菜ジュースを使うという裏技もありますが、やや水っぽくなるのでソースは長めに煮詰めてください。その場合もキノコは入れることをおすすめします。みじん切りにしなくても適当に手でちぎればいいです。

野菜とキノコ、鶏肉の旨みが溶け出したソースはびっくりするくらい濃厚。残った時には是非冷凍保存を。捨てるなんてとんでもない。旨みの塊です。いざという時にパスタソースとして非常に頼りになります。追加でトマトを足しても良いし、生クリームを少し足してトマトクリームソースにするのも美味しいです。
大事なことなのでもう一度。残ったソースは捨てずに活用。


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