我が家の芋団子
今日9月29日は、中秋の名月。しかも満月ですね。
別名 芋名月 というそうです。
月見団子を作ろうかと思ったけれど、だんご粉がないので、代わりに薩摩芋でお団子(みたいなやつ)を作ることにしました。黄色いお団子なので満月のようで可愛らしい見た目です。ただし、映えません。家庭料理なので。
甘いニョッキをイメージしてもらえるとそれが一番近いです。近いです、とか言ってみたけどイメージしづらいですね、甘いニョッキ。
とにかく「もちもち」です。でも茹でないからやっぱり近くないかも。どっち。
では、ざっくり作り方です。
これで直径2cm程度のお団子が40個弱できます。
●サツマイモ 中ぐらい3本
●砂糖 大さじ2くらい
●塩 少々
●小麦粉 適量
●米油 適量
●バター 適量
サツマイモをよく洗って皮のまま角切りにし、鍋に砂糖とひたひたの水と一緒に入れて火にかける。サツマイモが ほろほろ になるくらいまで加熱。火が通ったら、ボウルに移しマッシャー等でよく潰し、塩を加える。
粗熱が取れたら小麦粉を加えて、よく捏ねる。
小麦粉、何グラムか測ってなくてごめんなさい。目分量です。少しずつ小麦を入れつつ、捏ねながら一つ丸めてみて、手にくっつかずストレスなく丸められる程度になれば問題なしです。
ちょうど良い固さになったら、直径2cmくらいに丸める。
サイズは、これより小さい分には問題ないけど、大きいと火が通りにくいかもです。
フライパンに米油を気持ち多めにひいて、丸めたお団子を焼きます。片面に焼き色がついたら、弱火にして蓋をして5分程度加熱。
焦げつきやすいのでお気をつけて。
その後、火を強め、フライパンを揺するか箸でお団子をひっくり返すかして満遍なく焼き目をつける。火を止めてから最後にバターを落として全体に絡めて、完成!
最初からバターで焼いてもいいけれど、何せ高いですからね、バター。火を止めてから最後に入れれば、少量でもバターで焼いたかのような味わいに近づくのでおすすめです。ちなみに、冷めても固くなりません。
サツマイモ好き、もちもち好き の方にはおすすめです。
今回は入れたけれど、サツマイモが甘ければ砂糖は減らすか、入れなくても大丈夫です。サツマイモと砂糖とバター、間違いない組合せですね。というか、ほぼスイートポテトですね、これ。でも、食べた感じは全くスイートポテトではなく、洋風とも和風とも言い難い、どこかの郷土料理にありそうな不思議なお団子です。(調べてないので本当にあるかも。)
我が家は、何もつけずにこのまま食べるのが好きなのですが、甘いのがお好きな方は、黒蜜とか粒あんと一緒に食べても良さそう。あとは、固めに立てた生クリーム(微糖)も間違いない気がします。
そして、日本酒ですね。お菓子というよりは、おかず要素が強目のお団子なので、お米の味がしっかりする純米酒を燗で。満月を眺めながら楽しみたいと思います。
もしよろしければ、こちらも。 少しでも興味を持っていただけたなら幸いです。