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すっかり定番!ワイルドフラワー

ワイルドフラワーって知っていますか?
国内原産の植物や北半球の植物には見られない個性的な見た目と、乾燥地帯で育つ植物特有の日持ちの良さが特徴の、近年人気の「ワイルドフラワー」。
今回の駅家町にある花屋flowershopHAKKAのあまのひろみさんのコラムは、ワイルドフラワーについてです。
なかなか手に入りにくいワイルドフラワーですが、自分でドライフラワーにすると愛着も湧いて長く楽しめそうですね。

こんにちは。駅家町にある花屋flowershopHAKKAのあまのひろみです。 

残暑が厳しい中にも少しだけ秋らしい雰囲気も感じられるようになりました。今回は、夏から秋にかけて長く楽しめるお花をご紹介致します!


ドライフラワーを自分の手で

大ヒットする曲の題名になるくらい人気の「ドライフラワー」。ブライダルブーケや装飾にもよく使われ、若い世代を中心に好まれています。

ドライフラワーに出来るお花は様々ですが、定義はかなりあいまいです。乾いたお花はすべて「ドライフラワー」です。プリザーブドフラワーもドライフラワーのひとつということです。

カスミソウ・バラ・ユーカリ・スターチスなどはその筆頭格ですが、主に夏のお花、オーストラリア原産のワイルドフラワーや南アフリカ原産のネイティブフラワーなどは形も独特で個性豊かです。元々乾燥した地域のお花ですので、買って帰ったものを花瓶に入れて活けておく、もしくはすぐに吊るしておくだけで簡単に綺麗にドライフラワーにすることができます。 

ワイルドフラワーの代表選手

  • キングプロテアなどプロテア各種

  • ピンクッション

  • バンクシア

  • セルリア

  • カンガルーポー

  • グレビリア

キングプロテア(左)・ピンクッション(右)
ドライアンドラ(左)・グレビリアゴールド(右)

ほとんどが日本では自生していないので、飛行機でやってくる分、高額になりますが、切花としても長く楽しめて、そのままドライフラワーとして飾れるのでお値段以上の価値があると思います。

わざわざドライフラワーになったものを購入するのではなく、ぜひとも生花の状態を見つけて購入されることをお勧めします! 当然ですが、生花の状態とドライとでは別物です。自分でドライにしたものはさらに良く感じるはずです。

こちらも海外からの人気者

その他にもアナベル(アメリカアジサイ)パンパスグラス(シロガネヨシ)も切花がお盆頃に出回ります。

アナベル

アナベルは5~6月頃の白やピンクのお花の水分が抜けて、グリーンになった状態はリースなどにも加工しやすくドライフラワーに適しています。

アナベルのリース

パンパスグラスも仏花として、お盆頃に出回りますが、それよりひと月後以降に出回る晩生のものを、まだ穂が出る前に皮を剥いて乾かすと穂が長く綺麗にふわふわになります。

パンパスグラス

花屋さんの仕入れは日々変わりますので、できればドライフラワーになったものではなく、時々お花屋さんに出向いて、生花でドライになるものを見つけてみて下さい。生花とドライを楽しめて一石二鳥ですよ。

教えてくれたのは…

flowershopHAKKA / あまのひろみ さん

flowershopHAKKA あまのひろみ
職場の先輩から頂いたウエディングブーケがきっかけで花を習い始める。その後、フラワーショップで8年ほど生花販売と教室を運営。勤めていた店が閉店することを機に、ショップを引き継いで独立。現在の教室の生徒さんは約20人で、お子さんから70歳くらいの幅広い世代の方が教室に来られています。「お花を贈った方も贈られた方も笑顔になるお花屋さん」をモットーに、日々お花と向き合っています。


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