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実りの秋を飾る

だいぶ気温も下がってきて、秋らしくなってきました。

今回の駅家町にある花屋flowershopHAKKAのあまのひろみさんのコラムは、今の季節にぴったりの「実りの秋を飾る」です。

最近は、急激な気温変化が多く、春と秋がなんだか短くなっているような印象を受けますが、短い秋をお部屋の中でも楽しめるコツを教えていただきました。

こんにちは。駅家町にある花屋flowershopHAKKAのあまのひろみです。
 
夏の終わりごろから、段々と出回ってくる実ものの切花を目にすることがあります。実ものは花が終わってしばらくして、いつの間にか季節が変わっていることを教えてくれます。お花の持ちがよくなってきたこの季節に、また部屋で楽しめる実ものをご紹介いたします。


色の変化も楽しめる

野ばらなどのローズヒップや山帰来(サンキライ)は夏の終わりごろはグリーンで、気温が下がってくるにつれ赤い実の物が出回ってきます。まだグリーンの頃は、飾っていると少しだけ秋の気配を感じる様子で、赤色だと花瓶に入れるだけで、すっかり冬の雰囲気を醸し出してくれます。

グリーンの山帰来
赤く色づいた山帰来

紅アオイ(ローゼル)はハイビスカスの仲間で、花後の赤い実が切花として出回りますが、深い赤色がとてもエキゾチックな雰囲気です。

枝ものとしても楽しめる

10月末のハロウィン頃までは、コニカルブラック・赤や黒のトウガラシ、ソラナムパンプキンやフォックスフェイスなどの花ナスなどもユニークな形で大きな枝のものもあり、それだけでも飾り甲斐があります。枝が太いものもあり、水分を含んだ実はまだ重く不安定なので、しっかりした花瓶で飾ることをお勧めします。

ソラナムパンプキンを使った秋のアレンジ

他にもいろいろな実を探して

他にも鈴バラ・花水木・ツルウメモドキ・ヘクソカズラ・月桃・南天・センダンなど、秋が深まるにつれ、紅葉と同じように赤や黄色の実が増えてきます。木になるもの、つる性のものなど、形状も色々あり、路地でもきっと目に留まるはずです。そのまま綺麗に乾いて、ドライのまま楽しめるものもあります。

月桃(ゲットウ)
野ばらの実
ユーカリポポラス

生花の場合、花でも実ものでも、同じものが出回っている時期は2~4週間。お花屋さんで素敵な実ものに出会ったら一期一会、次は一年後まで出会わないかもしれませんので、ぜひ即決をお願いします。

教えてくれたのは…

flowershopHAKKA あまのひろみ
職場の先輩から頂いたウエディングブーケがきっかけで花を習い始める。その後、フラワーショップで8年ほど生花販売と教室を運営。勤めていた店が閉店することを機に、ショップを引き継いで独立。現在の教室の生徒さんは約20人で、お子さんから70歳くらいの幅広い世代の方が教室に来られています。「お花を贈った方も贈られた方も笑顔になるお花屋さん」をモットーに、日々お花と向き合っています。


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