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7月7日はカスミソウの日


こんにちは!
駅家町にある花屋flowershopHAKKAのあまのひろみです。

7月7日は言わずと知れた七夕の節句ですね。

七夕には、笹の葉に願い事の短冊や飾りをつけて飾ったりしますが、笹や竹の葉は、家庭ではなかなか手に入りにくいことも…。水が下がって、葉が縮みやすいので、販売するお店でも七夕の直前でしかお見掛けしないかもしれません。もしも手に入ったら、葉に霧吹きをして袋をかぶせておくと復活することもありますよ。

誰もが知っている白い小さな花

そんな笹が手に入りにくい場合は、カスミソウを飾ってみることをおススメします!

最近はSNSなどでも見かけることもありますが、カスミソウは白い小さな花が星にみえることから、生産者さんや小売店などでは7月7日を「カスミソウの日」とされています。品種名も「アルタイル」(彦星の星座)や「ベールスター」など星にちなんだ名前が多いです。

1本のボリュームや長さによって、価格は¥150~700くらいです。1年中出回っていますが、時期によって価格はかなり変動します。路地で花が咲く時期は5~7月なので、この時期は価格が安定しています。ナデシコ科なので、花の持ちも良く、そのままドライフラワーにすることも出来ますので、とても人気のあるお花のひとつです。

カスミソウのリース

お花をよく知っている人からすると、少し昭和な古臭い雰囲気もありますが、さすが小花の代表格、バラとカスミソウの組み合わせはやはり永遠の定番と言えます。

飾り方は?

長い枝を買ってきた時は、切った下の小枝は小さな瓶へ、大きな枝は大きな花瓶へ入れます。もしくは枝の分かれ目の途中で半分に切ってもボリュームが出せます。枝が固く細いため、傷みにくく、水が汚れにくいので、水替えも楽です。

また、カスミソウだけのブーケやリースもとっても素敵です。小さなお花をたくさん束ねるので、意外に重く、丸い形にするのも大変ですが出来上がりは圧巻です。

カスミソウのブーケ

ドライブームに乗って

染めカスミソウもよくお見掛けすると思います。吸い上げで染まりますので、20分くらいであっという間に色が付きます。お花屋さんは仕入れから水揚げ作業をしますので、そこで色付けなどもできますし、あらかじめ色が付いた状態で出荷されているものもあります。

ご自宅で色を付けたい場合は、お店で水揚げされているので、少し時間がかかるかもしれませんが、プリンタのインクなど使って原液を吸わせるとつきやすいです。色を付けるとお花の痛みがわかりにくく、ドライになってからも色が落ちることはありません。しかし、すでに古いお花だと水をあまり吸わなくなっているので、色付けすることは難しいです。お子様と実験感覚で色付けしてみても楽しいと思いますよ。

染めカスミソウ

七夕は時期的にまだ梅雨明けしていないことも多く、星空を見上げることが出来ない場合も多いので、おうちの中で白い可愛いお花と共に七夕気分を味わうのもいかがでしょうか。

教えてくれたのは…

flowershopHAKKA あまのひろみ
職場の先輩から頂いたウエディングブーケがきっかけで花を習い始める。その後、フラワーショップで8年ほど生花販売と教室を運営。勤めていた店が閉店することを機に、ショップを引き継いで独立。現在の教室の生徒さんは約20人で、お子さんから70歳くらいの幅広い世代の方が教室に来られています。「お花を贈った方も贈られた方も笑顔になるお花屋さん」をモットーに、日々お花と向き合っています。


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