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季節と暮らしを楽しむ寄せ植えのコツ

アパートに住んでいると、お庭がない方も多いですよね。今回は、お庭がなくても緑を楽しめる方法「寄せ植え」について。
駅家町にある花屋flowershopHAKKAのあまのひろみさんのコラム、第二弾「季節と暮らしを楽しむ寄せ植えのコツ」です。
道具や材料をそろえるのが面倒くさい…という方も、簡単に楽しめる方法がありますので、ぜひ読んでみてくださいね。

切花より長持ちする根のあるお花

前回、おうちに飾る花瓶と切花についてお話しました。切花の種類はたくさんあり、店舗によって、仕入れている花も違います。切花の寿命は1~2週間ですが、根のあるお花ならもっと長持ちします。今回は春の寄せ植えについてです。

前回の記事はこちら

玄関やエントランスが華やかに!お庭がなくても楽しめる寄せ植え

4月後半。いよいよGW目前で、気分もワクワクします。
気温が15度を超えると過ごしやくなってきて、外でも動きやすいです。お庭がなくても、寄せ植えなら玄関やエントランスが明るくなります。春になって人をお迎えすることも多くなる季節ですので、華やかにお迎え出来ると思います。
園芸店やホームセンターのグリーンコーナーに行けば、たくさんの花苗が売られています。たくさん種類があると色々入れたくなりますが、配色は3色くらいに止めておくとよいでしょう。 
寄せ植えの鑑賞期間はおおよそ2~3か月です。季節ごとのお花を楽しみましょう。

アパートでも玄関まわりが明るくなる

寄せ植えに必要な道具

・土入れ(紙コップでもOK)
・ハサミ
・ジョウロ
・手袋
・プランター
・園芸用の土
・肥料
・鉢底石
・鉢底ネット

寄せ植えでは、生育環境の同じ植物を組み合わせることが基本です。花苗のポットに付いているタグをチェックして、組み合わせてみましょう。6号鉢(直径約18㎝)で3~4ポット、8号鉢(直径約24㎝)で6~7ポットが適量です。

土は寄せ植え用の培養土などを使うと手軽です。肥料も必要です。作る時に元肥として緩効性肥料を適量混ぜ込んであげましょう。
水やりはだいたい毎日、咲き終わった花がらを摘み取っておくと、病害虫が付きにくいです。気温が上がってくると虫も動き出します。水やりの際など、時々近くで観察して、アブラムシなどついていたら、薬を使うことも必要です。

置き場所は、なるべく日当たりのよい明るい場所に。直射日光は葉焼けする場合がありますので、軒下などで段々と慣らしていきましょう。

もっと手軽に!

土や肥料が余ったりするのは困る!という方にはもっと簡単に、ポット苗をそのまま飾るという手があります。つまり、寄せ植えではなく、寄せ鉢です。プランターに好きな花苗を組み合わせて入れて、足元をココヤシファイバーや麻布などで隠します。これなら生育環境の違う種類でも同時に育てることができます。ただし、ポットのままで土の量が少ないので、水やりには注意が必要です。

ポット苗をそのまま!寄せ鉢

形から入っても

寄せ植えも花瓶の切花も観葉植物も時々お世話が必要です。可愛いジョウロや軍手などお気に入りのお世話グッズを一緒に近くに置いておくと水やりやお世話も億劫にならないでしょう。
可愛らしい花瓶やハサミなど、お気に入りの食器やカトラリーと同じ感覚で揃えてみると植物との距離もずっと近くなるかもしれませんね。

お気に入りのお世話グッズを植物の近くに
可愛らしい形のジョウロも気分が上がっておすすめ

教えてくれたのは…

flowershopHAKKA / あまのひろみ さん

flowershopHAKKA あまのひろみ
職場の先輩から頂いたウエディングブーケがきっかけで花を習い始める。その後、フラワーショップで8年ほど生花販売と教室を運営。勤めていた店が閉店することを機に、ショップを引き継いで独立。現在の教室の生徒さんは約20人で、お子さんから70歳くらいの幅広い世代の方が教室に来られています。「お花を贈った方も贈られた方も笑顔になるお花屋さん」をモットーに、日々お花と向き合っています。


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