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おうちに飾る、花瓶と切花

花や緑があると、部屋の中がパッと華やいだ感じがしたり、癒される、という方も多いですよね。
今回は、駅家町にある花屋flowershopHAKKAのあまのひろみさんのコラム第一弾「おうちに飾る、花瓶と切花」です。
これから「花と緑のある暮らし」をテーマにしたコラムを掲載予定です!お楽しみに。

おうちグリーンが定着

新型コロナウィルスとの付き合いが3年経ち、今までに気づかなかった生活の変化にも慣れてきたころだと思います。コロナ渦で過ごす生活の中で、若い世代の方も植物に関心を持たれる方が大変増えました。もちろん癒しを求めていたり、おうち時間が増えたことによる「リビンググリーン化」です。

5号サイズ(1号=鉢の口径約3㎝)までの小さなインドアグリーンがこれまで以上の人気になり、コンパクトなタイプのハンギング(吊り下げ)グリーンも、家の中で一緒に過ごすことを前提に仕立てられ、こちらも種類が豊富で人気です。

家の中にグリーンがあると、なんだか癒されます

新しい季節を楽しむ

そんな中、4月となり、新年度が始まりました。自分や家族が新しい環境での生活が始まる、という方も多いかと思います。新しい生活とまで言わなくても、新しい季節を楽しむ為に、一つ新しい花瓶を購入してみてはいかがでしょうか。

 花瓶は、雑貨屋さんやお花屋さんに置いてあるものが数百円~2,000円ほど。100円均一でも購入できます。大きいものでなく、1輪挿しや挿し口の小さめのものなら、入れるお花は少なくて大丈夫です。小さな花瓶も種類が増えて、お花が入ってなくても、飾っておいて眺めると気持ちが上がる色とりどりな物や柄物などもあります。お気に入りの花瓶をインテリアに取り入れるのも素敵です。

花瓶は100円ショップ・雑貨屋さんやお花屋さんにも売られています
少し変わった形の花瓶だとインテリアとしても素敵です

花を飾る生活

生花(せいか)は枯れてしまうから…と敬遠される方もおられるかもしれませんが、切花1本が150~500円。(もっと高価なものもありますが…)
安いものはコンビニのコーヒー1杯くらいの値段です。コーヒーは飲んでしまえば1時間ほど。切花は飾る環境にもよりますが、1週間くらい楽しめます。

安いものは1本あたりコーヒー1杯くらいの値段で買える

水替えは、毎日出来れば最も良いですが、1週間のうち2,3回出来れば大丈夫です。その際、水に浸っていた茎や花瓶に滑りがあれば、洗い流して、茎を少し切って新しい断面にしてあげると更に長持ちします。この手間も食器の洗い物のついでに行うなど出来ればよいかと。 

お花の購入場所は?

お花を買う場所は、スーパーでもホームセンターなど、大体どこのお店にも切花コーナーがあるはずです。もちろんお花屋さんであれば1本から買えるお店が多いはずです。1本だけでも「自宅用」と伝えたら持ち帰り用に準備していただけると思います。

市場(しじょう)に出回る切花は、路地のお花に比べて季節を先取りしています。自分のためにお花を買って帰る道のりは、少しフワフワした楽しい気分になると思います。

心の潤い

お花は心を満たし、心に潤いをもたらしてくれるはずです。
萎れてしまったお花は、感謝の気持ちを込めて処分しましょう。元々根のない切花ですので、寿命があります。咲いた姿をしっかり眺めてあげたら、罪悪感は持たないで大丈夫です。
お花がなくなってしまった花瓶を眺めていたら、きっとまた次のお花を飾りたくなるはずです。

季節の花をスワッグにして、ドライフラワーにしても素敵

教えてくれたのは…

flowershopHAKKA / あまのひろみ さん

flowershopHAKKA あまのひろみ
職場の先輩から頂いたウエディングブーケがきっかけで花を習い始める。その後、フラワーショップで8年ほど生花販売と教室を運営。勤めていた店が閉店することを機に、ショップを引き継いで独立。現在の教室の生徒さんは約20人で、お子さんから70歳くらいの幅広い世代の方が教室に来られています。「お花を贈った方も贈られた方も笑顔になるお花屋さん」をモットーに、日々お花と向き合っています。


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