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飲食業社員4名の小さな会社が未来の為に出来ること③

前回お伝えした商店街組合の復興から九条エリア全体での活動ともう一つの取り組みがあります。

これは三条西洞院にあるスペイン料理エル ボガバンテ346のシェフ荒川三四郎さんからの発案で発起した団体D.O.KIOTOという団体の活動です。

同団体は京都食材×スペイン料理の新しい食文化、レシピの提案、地域循環型の外食モデルを推進することを目的とする団体で、京都のスペイン料理店を中心とした10店が2020年に設立しました。

地元のお店が地域の特産品を活用し地元の店を地元の人が利用することがひつの循環を生む循環型外食いう提案です。活動実績は昨年12月の10店舗が京都食材パエリアを一斉に販売するフォトコンテストイベントや、京都産トマトのガスパチョ情報の一斉配信など…まだまだ活動の幅を広げたいと考えています。

僕はこの活動はなんかしっくりきました。

「なんやゆうてもお店は沢山の支えがあって成り立っている」

特にコロナ禍にお店を継続していくことの難しさも身に染みる毎日でが、その支えられている地域や地元への貢献はまわりまわって自分たちの価値を高めてくれる。それが循環型外食だと思えるようになりました。しかし問題はコロナ禍でも行政の要請に対して一致した行動が出来ないように繋がりの希薄な一匹オオカミのような飲食店事業者さんです。目先の売り上げにもならない活動にどのようにして賛同してもらうのが次の課題です。

京都のスペイン料理店は非常に距離感が近く、共同でイベントを行っている仲間です。その繋がりをもってしてもこういったお金に結びつかない活動の賛同を得るのは容易ではありませんでした。

こういった問題を打破するためには「おっ、面白そう」と目で見える何かを先陣を切って起こすことと思います。

我々社員4名の株式会社CASAから変っていきます。次は私たちが取得した制度について紹介します。


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