見出し画像

Apexモバイルのカスタム運営の方針について

皆さま、こんにちは。今回は私たちがいま注力して取り組んでいるApex Legends Mobile」(以後、Apexモバイル)のカスタムマッチの運営(以後、カスタム運営)における方針と私たちの考え方について説明致します。

「Apexモバイル」には、カスタムマッチと呼ばれる機能があります。これは、ランダムに20組のパーティーが選ばれて開かれる通常の試合とは異なり、主催者が招待コードを送った特定のパーティーだけを募って開くことができる試合のことです。「Apexモバイル」ではこのカスタムマッチを開く権限(通称カスタム権限)が一般には解放されておらず、このタイトルの提供企業であるエレクトロニック・アーツ社からこの権限を付与してもらったパートナーのみがカスタムマッチを開催できます。FURAIはご縁あってこのカスタム権限を付与して頂くことができたので、コミュニティの発展のために、積極的且つ有意義に活用していきたいと考えています。

現時点での方針として、私たちはこのカスタム権限を使って「賞金付きカスタムマッチ」を開く計画はありません。一番大きい理由としては、前回の投稿でも触れたように、現状のモバイルeスポーツ界における賞金付きイベントの多く(すべてではありません)が、グレーな状況で運営されていると思われるものが少なくないからです。

モバイルeスポーツの世界は、PCのeスポーツの世界と比べて、プレイヤー層がかなり若年層に寄っています。一般的に1台15万円以上するゲーミングPCを買えない中学生や高校生でも、スマホひとつで参加できるのがモバイルeスポーツの魅力であり、大いなる可能性でもあります。しかし、そのように未成年が数多く参加するモバイルeスポーツの大会やイベントにおいて、適切なかたちで賞金を用意し、適切なかたちで授与することには、最大限の注意と配慮を払わないといけないと私たちは考えています。特に、未成年のプレイヤーの賞金付き大会/イベントへの参加が、これまで適切な説明と手順と準備のもとにされてきたのかというと、非常に心許ないと言わざるを得ない状況にあると私たちは考えています。

こういった考えのもと、私たちは当面の間は賞金付きのカスタムマッチは開きません。またチームとしても、適切な大会/イベント運営と賞金関連の運用をおこなっている大会/イベントにしか参加致しません。カスタム権限を持っている企業である私たちに対して、賞金付きのカスタムマッチを開催して欲しいという要望は、すでにいくつも届いています。そうしたニーズにも応えていきたいという思いもありますが、私たち自身が納得できるような準備ができるまで、申し訳ありませんがお待ち頂ければ幸いです。

現在FURAIとしては、株式会社FURAIの法人アカウント(@FURAI_corp)に対して「Apexモバイル」のカスタム権限を付与して頂いていますが、それと同時に代表の個人アカウント(@Spade_FURAI)にもカスタム権限を付与して頂いています。今後、法人としてのカスタム運営と、代表個人としてのカスタム運営は、それぞれ異なる役割と開催方法で進めていく予定です。詳細については、それぞれのツイッターアカウントで追ってご説明していく予定ですので、ご期待ください。

ここで、代表の個人アカウント(@Spade_FURAI)でのカスタム運営方針について、SNS上で事実に基づかない情報が広まっていることについて、私たちの立場をご説明したいと思います。

先日(2022年12月4日)、FURAIとしての初めてのカスタムマッチを、代表個人のアカウントを通じて告知・募集してテスト開催しました。その告知・募集の際に、代表の個人ツイッターアカウントでブロックされているプレイヤーの方々から「なぜ枠が空いているのに参加できないのか? そもそも他のプレイヤーをブロックしている人間がカスタム運営をするのはおかしいのではないか?」というような声があげられた事実は把握しております。それに呼応するように広まった「FURAIの代表は、非常に多くのプレイヤーをツイッター上で理由もなくブロックしまくっている」というような投稿も確認しています。

ここに代表のツイッターアカウントに関する事実を皆さまに共有すると共に、私たちの立場を表明したいと思います。

  • FURAIの代表は、ツイッター上において特定のアカウントからこれまでに執拗な誹謗中傷を受けており、そうした悪質な行為をしてきたアカウントのみをブロックしてきた。ただし、これまでそれらのアカウントに対して、報復的な行為は一切していない。

  • その少数のブロックしたアカウントは、当時代表やチームメンバーの身体的特徴や生まれながらにして持っている障がいを取り上げ、「この障がい者チームが」といった決して許されない投稿や、公序良俗に反する言葉づかいをしたDMを執拗に送ってきた。それらの投稿やDMはすべて画像保存している。

  • そもそもアカウントのブロックは、何も問題が起きていなければ発生しないものであり、決して攻撃の手段ではなく、あくまで自衛の手段である。ブロックをしている者を批判する以前に、なぜそのアカウントがブロックされたのかという原因を皆さまに考えて頂きたい。

  • こうした執拗な誹謗中傷や差別的発言をするプレイヤーやチームが、当たり前のように大会やイベントに参加するモバイルeスポーツコミュニティの現状を、少しずつでも健全化していきたいと考えているのが我々FURAIという組織である。こうした法人としての姿勢、そしてカスタム運営の方針については、すべてエレクトロニック・アーツ社と協議をおこない了承を受けた上でカスタム運営をおこなっている。

  • 先日、代表のアカウントでカスタムマッチのテスト開催をするにあたり、代表のアカウントでブロックしていた上記のアカウントはすべてブロック解除済みである。今後はカスタム運営規約にもとづき、各チーム/メンバーの参加についてその可否を判断する(規約内の「5. 禁止事項」を参照)。

  • 上記のブロックをしていたアカウントや、暴言・誹謗中傷・迷惑行為等をおこなうアカウントについては、今後も同様の行為を続けるようであれば、法人として法的な手続きを取り、Twitter社に対してアカウント情報開示請求をおこなう準備がある。


これまでこうした経緯や立場の説明もなく、代表のツイッターアカウントにおいて特定のアカウントをブロックしてきたことは事実ではあり、こうした対応により一部の方々に不快な思いをさせたことにつきましては申し訳なく思っております。また、説明不足が故の誤解を多方で招いたことについても遺憾に思っています。今回初めてこうした説明をさせて頂き、今後法人としても、チームとしても、代表個人としても、真摯に対応していきたいと思っております。皆様にはご理解とご協力を頂けますと幸いです。

私たちが一番大切にしたいことは、これまでも説明してきた「eスポーツのフロンティアを切り拓く」というミッションの実現のために、特にモバイルeスポーツコミュニティの中長期的且つ健全な発展のために貢献したいという強い思いです。引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

※「Apexモバイル」のカスタム運営に関するご意見、ご要望等がございましたら、  こちらの問い合わせフォームからご連絡ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?