グチを言いたくなった自分に課す「2つのルール」
前回、「悪口」という切り口でエッセイを書いた。
超ざっくりと内容をまとめると
次のとおりだ。
といった感じの内容だ。
(「こんな良いこと」が何なのかは
ぜひ前の記事でチェックしてほしい。)
で、前の記事の要約を読むと
こう思われるかもしれない。
「ってことは、ふらおは
人の悪口を言わないのね」
「悪口を吐かない聖人君主
みたいな人をめざしてるのね」
と。
これに対する私の答えは
「NO」だ。
つまり悪口を言うことはあるが
次の2つの条件(ルール)を
確実にクリアできなければ
言わない。
このルールは、自分のなかで
かなり厳格に定められていて
設けて以降
破ったことはない(たぶん)。
今回は、そのルールについて書きたいと思う。
ルール1
「信頼できる人の前であること」
悪口というか愚痴みたいなことをいう時は
(そもそもあまりないのだけど)なくはない。
そんな話を人に聞いてもらいたい時は
自分の気持ちや感覚をしっかりと
理解してくれていて
その愚痴を、なぜ私が今、話しているのか
その意図まで
斟酌してくれる人の前だけで話す
ということだ。
例えば、それは、妻や兄
ごく少数の親友たちだ。
逆に言うと
私の愚痴を、表層的にしか
受け取らない人の前で
愚痴ることは絶対にしない。
言葉は時に人を傷つけるものだし
そして難しいことに
言葉は一人歩きすることがあるうえに
自分が意図しない装飾が
施されてしまうこともある。
だから、本当に信頼できる人の前でしか
話さない。
そういうシンプルなルールだ。
そして、もう一つのルールがこれだ。
ルール2
「本人に聞かせられる言葉を選ぶこと」
愚痴を言っていると
負の感情が高まって
きたない言葉を使うことが
あるかもしれないが
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