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【進撃の巨人】理不尽で残酷な世界で生きる私たち

先日放映された、アニメ「進撃の巨人」の最終回。
リアルタイムで観て、感動して泣いた。

それぞれの正義が美しいし、残酷で。思い通りにならない苦しみと、理不尽な現実を受け入れて成長していく姿と、思い通りにならない苦しみ…。なんだか今の世の中と重ねてしまって複雑な気持ちになる。

純粋な正義が起点なのに、引き起こされる現実は残酷で胸が苦しい。でも、これがやけに生々しいというか。実際私たちが生きているこの現実社会と重なる部分も大きい。誠実で真面目に生きたからって、絶対に報われるわけではない。私たちはそういう理不尽な世界に生きている。でも、美しい。

進撃の巨人では、悲惨な死を遂げるキャラクターが多いが、その中にも何か”美しさ”を感じてしまうものがある。それはたぶん、そのキャラクターの信念というか、自分の信じるものを貫いた姿があったからだと思う。

人それぞれ正義は違う。立場が変われば、正義は悪になる。
本当になにが正しいかなんて誰にもわからない。悲惨な歴史は現在進行形で、今もなお世の中は理不尽だし、残酷だ。

だからこそ、せめて、自分なりの”美しい人生”を生きたいと思う。
凡人の私は、世界を変えるような大きなことはできないけれど、自分の周りの小さな世界だけは、自分が美しいと思える世界を創造して生きていきたい。

おしまい

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