見出し画像

蒼夜ミルキーウェイ MAPA ライブ 10/20 渋谷ミルキーウェイ

久々にセンター街を抜けたらドラクエの沼地を歩いてるぐらいHPが減った
だれとも目を合わさず早歩きで進んだ

渋谷ミルキーウェイに向かう途中、壁のようなビルがそびえたつのが見えた。ネオンの光が膝ぐらいまで照らして上から半分ぐらいは闇に染まっていた。

アムウェイの本社ビルだった。

同じウェイでもミルキーのほうに用がある人間で良かった

MAPAの出番は20:30で、トリだった

平日のライブでも場所によってはこの時間であれば間に合うことがあって嬉しい
MAPAのライブ告知は出番の時間を書いてくれてたりするからあれは地味にありがたい

10日ほど前にシェルターで観たライブのときも感じたけれど、対バンのいるライブで観るとMAPAの異質な魅力は際立つ

他のアイドルグループは大抵、衣装も髪型も曲調も統一感がある一方で、MAPAは明らかに異彩を放つ
バラバラな個性がライブになると不思議と調和して、輝り返すようなグラデーションになる

相対的に比べるのは野暮だとは思いながらも、あの日のMAPAはずば抜けて良かった
正直、他のグループには1ミリも心を動かされなかった

自分がMAPAのヲタクだから贔屓目に見えてるのだろうか

でもそうとは思えないんだよな

1年前、というか半年前の自分は、アイドルのライブに通うようになることも、推しだ振りだチェキだと言葉にするようになることも、まるで考えられなかった

アイドルにハマったことがなかった自分が惹かれるMAPAは、やっぱりどこか不思議な魅力がある

この日のセトリでも、聴く薬、らぶぴ、蒼夜ミルキーロード、怪獣GIGAとか、全然ちがうアプローチの曲が炸裂していた。
なんと多面的なんだろう

この日は1週間の疲れが溜まりに溜まってボロクソに疲れていたけれど、すべて洗い流してくれた。

渋谷ミルキーウェイで聴く『蒼夜ミルキーロード』は美しく
アイドルとヲタクの距離や時間を埋める『古参LOOP』は切なくて
圧倒的なスケールで退屈からさらってくれる『怪獣GIGA』には救われた

いやー沁みた。

蒼夜ミルキーロードのイントロで、4人が夜空を泳ぐように舞うのが好きだ。古参LOOPは少し泣きそうにすらなった。怪獣GIGAは確実にMAPAの軸になっている一曲だと思うけど、聴けば聴くほど好きになる。ライブを重ねるごとにスケール感が増してると思う。Aメロから最後まで全部サビぐらいのインパクトだ。

らぶぴもイントロ流れただけでテンション上がる。

4人は4人ともすごく華がある。

他のアイドルのヲタクからしたらどう映るのかなって気になったりもする。おれはもう完全にフラットな目線で見ることはできないから、対バンとかで初めてMAPAを体感した人はどんな感慨を得るのだろう。それは興味がある。

これはMETAMUSEにも言えるけど、全然別のグループのセンター兼エースみたいな女の子がオールスター的に集まったような強烈な華やかさと個性があると思う。

MAPAはめちゃくちゃ持ち曲が多いわけじゃないから、ある程度ライブに行けば聴ける曲も被ってくるはずなのに、それに対してまるで抵抗感がない。飽きがこない。
どの曲だって嬉しいし、何度聴いても新鮮に感動する曲ばかりだから。

だんだん週1ペースですら禁断症状が出るようになってきた。なんだろねこの中毒性。ほかのヲタクも同じようなこと呟いていたし、みんなもそうかもしれない。


特典会では10日ほど前に会話したばかりなのに、なぜか体感的にはもう2ヶ月ぶりくらいで、紫凰ゆすらと会話したとき緊張した。

ゆすらにも「もしかして緊張してる?」って気付かれるぐらいに。

まあでも緊張するぐらいが正常だとも思うんだよな。だってすげー素敵なライブをしてくれたキラキラのアイドルと直後に話してんだよ?
そりゃ緊張するっしょ。
しかもミルキーウェイの特典会はステージの上だったし最高かよ。

あとチェキは今回初めてツーショじゃなくてソロをお願いした。「ソロで」としかリクエストしてないのに何の迷いもなく膝を折って可愛いヘアアレンジを魅せて物憂げな表情を浮かべる紫凰ゆすらはどこまでもプロだった。
ゆすらの怪獣GIGAのときのシャウト好きだよ。


チェキの最適解も見えた夜だった

おれ氏、邪魔だった(ソロでいい)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?